河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

天山の巫女ソニン3朱烏の星

2016-05-28 23:53:47 | 読書(小説)
菅野雪虫、講談社。
前回、不思議と感じたソニンの性格が、
まあ、是正されていくというかなんというか。
それはイウォル王子も同じで、
道具としてのソニンを卒業して、腹心に格上げ。
3冊目のお話は、北の国巨山。
なかなかに政治的な話。
今回出てくる女は、悪女じゃなかった。
しかし、曲者。
クセモノといえば、クワン王子もそうだし、
心やすまる時はないなあ。
ほよんとしてるソニンだが、
利用されるからこちらも利用するんだ的な
味方などいない、自分以外はみんな敵、のような社会で、
なんとか生きていこうとあがいている。
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天山の巫女ソニン2海の孔雀

2016-05-26 17:32:52 | 読書(小説)
菅野雪虫、講談社。
イウォル王子の侍女となったソニン。
隣国のクワン王子に誘われ留学するイウォルについていく。
1冊めのタイトルの燕は本物だったが、
今回の孔雀はクワン王子の比喩。
イウォルがちびっ子に見えてくる。。。
そしてまたまた、とんでもないラスボス登場。
ソニンの他力本願なキャラクターが不思議な感じ。
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魔使いの血

2016-05-26 17:26:48 | 読書(小説)
ジョセフ・ディレイニー、東京創元社。
グリマルキンは魔王の頭を守って持ち歩き、
アリスは魔法の使い方を覚え、
トムは、師匠と二人アイルランドから帰ってきた。
師匠に蔵書を売りたいと持ちかけてきた女性の元を
尋ねることになるが・・・
予想外の展開で、師匠!これで終わりじゃ無いよね!
とかそういう展開になりつつ、最後は、タイトルは
そういう意味だったかと、なかなかハラハラする。
クライマックスにかけて一番の謎は、
トムは、アリスを生け贄にしなくちゃならないのかというあたり。
きっと大丈夫なんだろうなあとは想うのだが。
母親の冷たい指示も、実際裏があるかもしれないし、
でも予想もつかないので、あと2冊。
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魔使いの盟友

2016-05-22 00:14:59 | 読書(小説)
ジョセフ・ディレイニー、東京創元社。
魔使いシリーズの9冊目。
続きだけど、外伝。
なんせ、原題は、あたいはグリマルキン。
8冊目の終わり、魔王の頭を袋に入れて去ってからの物語、
愛弟子ソーンがかわいいのになあ。
アリスの超人ぶりと、トムの選ばれし者ぶりも
グリマルキンから語られる。
さて、続き続き。
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山と食欲と私1

2016-05-20 23:56:02 | 読書(マンガ)
山登るのも慣れてきて、
ちょっとした料理でもするかなあと
思ってたところに売ってたので
読んでみた。
山ガールでなく単独登山女子、日々野歩美。27歳。
思ったより大した飯が出てこなくてがっくり。
でも実現可能なレベルか?
そして端々に出てくる山の小ネタがいい。
あの景色が見たくて登るんだよなー。
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