河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

天山の巫女ソニン5大地の翼

2016-07-31 09:25:46 | 読書(小説)
菅野雪虫、講談社。
全5巻の最終巻。
とうとう、3国の間に亀裂が走り、戦が始まるのが避けられない。
それぞれの国の王子、王女は、それぞれの方法で戦を回避しようとする。
語り口は童話だけど、かなりシビアな政治観。
サブタイトルはなんだろう。出てきたっけ。
ソニンは、結局のところ、落ちこぼれたままで、
特別何かを開花させるわけではないけど、
巫女らしい謙虚な性格と、癒し系ななにか?で3国をとりもつ。
物語は、ソニンが各国へ世間の勉強に出かけるため、
お暇をいただくところで終わるが、これが外伝なのだな。
外伝2冊あったはず。読んでみよう。
しかし、タイトルは違和感あるな。
天山の巫女ソニンっていうより、山から降りた巫女なのに。
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なごみクラブ7

2016-07-31 09:17:34 | 読書(マンガ)
遠藤淑子、最新刊。
うん。トオルが誰だったかまた忘れた。
マネージャーの顔をあそこまでいじるとは、
もはや少女漫画の域を超えているような。
最後の、人の気持ちがわからない女の子、
いっぱいいる気がする・・・
それも全部肯定する。
ま、肯定するとかなんとか言ってる時点で年寄り臭いか。
コンビニの兄ちゃんは、意外に自分がわかってる。
悩みを解決したいんじゃない、共感して欲しいだけ。
退引町の女子高生小説家もそんなこと言ってたな。
・・・そんな遠藤節。
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お面屋たまよし 不穏ノ祭り

2016-07-30 16:18:03 | 読書(小説)
石川宏千花、講談社。
3冊目。
天狗とか出てくるから読んでるとこあるな。
太楽と甘楽が旅先で出会った同業者、猪緒利と佐和。
同業者いるんだ。って感じだ。
二人の育ての親、仁王次と山の神、穏との出会い。
お面が他人に外される話も。
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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間

2016-07-30 16:12:11 | 読書(小説)
太田紫織、角川文庫。9冊目。
もう惰性で読んでいる。
この間新刊を買ったら、
まだひとつ前を読んでなかったことに気付いて読んだ。
早く進んで終わってしまえと思っているのだが。
なんでそんだけ犯人と関わりながらわからないものか。
時々雰囲気で謎がスルーされる。
骨ネタというだけでついていっているから、
こういうのけっこう苦手。
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おまえさん

2016-07-19 22:34:34 | 読書(小説)
宮部みゆき、講談社。
ぼんくら、日暮らしに続く、3冊目。
NHKでドラマ化してたなあ。
まあまあな配役だった気がする。

上下巻。
ミステリーのつもりで読んでいたら、
下巻の最初に謎解きがあって、犯人判明。
しかも、そこで、長い第1話が終わる。
そのあと、別の視点からの挿話がいくつかあって、
ああ、この話は、ミステリじゃなくて、人情話なんだ、
と合点が行く次第。

この登場人物たちで繰り広げられる物語も3つ目になると、
なんだか、この分厚い本が箱庭みたいに思えてくる。
開くと、いつもの登場人物たちが、いきいきと動いている。
数年ぶりに続きを読んだけど、弓之助やおでこに、
久しぶりにあったような、そんな気がして面白い。
コメント (1)
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