フランスのドキュメンタリー映画。
パリの国立博物館で、動物の剥製を修復し、
大規模なディスプレイを作成していく様子を描く。
合間合間に挟まれる、猿などの剥製のアップが、
物言わぬ動物たちからのメッセージなのかな、と思わせる。
この間って、日本っぽい。
この剥製の無表情から、人々はそれぞれ好き勝手なメッセージを
受け取るんだなーと。
小学校の国語ならやりそう。
「動物たちが思ったことを吹き出しに入れてみよう」
でも、うち捨てられた貴重な剥製たちがよみがえって、
美しくディスプレイされ、ちゃんと教育に使われるのであれば、
とてもいいことだと思う。
1991-94年の記録とのこと。実物を見てみたいねえ。