ローズマリー・サトクリフ、ほるぷ出版。
座礁したローマの船から流れ着いた残骸のなかで
父と母にきつく抱かれて生き延びた赤ん坊。
ケルトの一族に拾われ、戦士として育てられるが、
9歳の時一度は戦士として認められたものの、
ベリックの人生は、二転三転しても悪い方へばかり
転がっていくことになる。
ケルトの氏族を追放され、ローマへ行こうとして、
奴隷に売られ、主人の息子に嫌われいじめられ、
とうとうガレー船のこぎ手となってしまう。
最後にやってくるのも、すごい幸せかというと、
ほどよいという程度で、実の父母のことが分かるでもなく、
そういうあたりは、もっともらしくていいと思う。
座礁したローマの船から流れ着いた残骸のなかで
父と母にきつく抱かれて生き延びた赤ん坊。
ケルトの一族に拾われ、戦士として育てられるが、
9歳の時一度は戦士として認められたものの、
ベリックの人生は、二転三転しても悪い方へばかり
転がっていくことになる。
ケルトの氏族を追放され、ローマへ行こうとして、
奴隷に売られ、主人の息子に嫌われいじめられ、
とうとうガレー船のこぎ手となってしまう。
最後にやってくるのも、すごい幸せかというと、
ほどよいという程度で、実の父母のことが分かるでもなく、
そういうあたりは、もっともらしくていいと思う。