宮部みゆき、角川書店。
百物語、とタイトルにあるので、
どのくらい続くのかと思ったが、5話で完結。
結構ヘビーな暗くて重いお化け話ばかり。
人間の、自分では止められない残酷さだとか欲だとか。
実家で大変な事件に遭い、叔父の家三島屋に奉公に来た「おちか」。
たまたま来客の打ち明け話を聞いたところから、
この百物語が始まる。
しかしこの話も、死者が語るんだなあ。
聞けたらいいし、死んでから納得してくれたらいいけどさあ。
生きているってことは、大変なことでもあり大したことないことでもあり。
最後の敵?の正体は、いい感じ。マンガみたいな大ボスが出ても困る。
曼珠沙華の間から覗く人の顔とか、瞳の向こうで通り過ぎる人とか、
こわいなあ。
おちかが幸せになったようで、それだけはホントによかった。
百物語、とタイトルにあるので、
どのくらい続くのかと思ったが、5話で完結。
結構ヘビーな暗くて重いお化け話ばかり。
人間の、自分では止められない残酷さだとか欲だとか。
実家で大変な事件に遭い、叔父の家三島屋に奉公に来た「おちか」。
たまたま来客の打ち明け話を聞いたところから、
この百物語が始まる。
しかしこの話も、死者が語るんだなあ。
聞けたらいいし、死んでから納得してくれたらいいけどさあ。
生きているってことは、大変なことでもあり大したことないことでもあり。
最後の敵?の正体は、いい感じ。マンガみたいな大ボスが出ても困る。
曼珠沙華の間から覗く人の顔とか、瞳の向こうで通り過ぎる人とか、
こわいなあ。
おちかが幸せになったようで、それだけはホントによかった。