河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

偶然の祝福

2006-10-31 21:03:50 | 読書(小説)
小川洋子、角川書店。
感覚的なお話で、感覚で理解するしかないのか。
現実的なお話だと思って読み始めたが、どうも違う。
どこまで現実で、どこから夢なのかわかんない。
こんな生活いやだなあ。こわいなあ。
半分夢心地で生きてて、気がついたら息子もできてる。
身近に失踪者がいまくる話や、女性の弟の物語あたりは、
ふーんと思って読んでいたが。
どんどん違う世界にいっちゃうよ。
不快だ、とまでは思わないけど、なんかやだ。と思った。
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天涯5

2006-10-29 20:30:00 | 読書(その他)
沢木耕太郎、集英社文庫。
スイッチパブリッシングのは、高いし重いしかさばるので買わなかったが
文庫の方がいろいろおまけの読み物がついててお得な気分。
写真ばっかみて、文章ろくろく読んでないけど。
5巻は、高かったよ。何でだろう。1000円もした。
1巻は750円くらいだったのに。2巻以降も800円前後だった。
5巻は、しかも、ほかより厚さも薄いのに。むーん。でも買った。
ピンぼけの写真もいっぱい納められていて、
自分が中学生の頃、ピントもフィルムも全手動(?)の死んだじいちゃんのカメラ、
譲り受けてしばらく空を撮りまくって、ピンぼけなんだけど、色合いが好きでとっておいた、
そういうのと同じなんだろうなあと思った。
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天外レトロジカル6

2006-10-26 23:29:24 | 読書(マンガ)
売ってるの全然気づかなかった・・・
まだ続くんだなあ。
何が好きって、主人公のあんじゅの丸っこさと、
あんじゅが鳴動の珠をあてると変身する物体のけったいさかな。
最初のボタンとか植木鉢とか時計とかはかわいかったけど、
おはぎが最強だったな。次にわらじ。
モヤのある物体から記憶を集めて、壊れた地球を元通りにする、
っつーレトロなSF漫画ですが、闇から生まれた「夜行」はさておき、
元怪盗の先生はストーリーに関係あんのかなー。
ちょっとずつ謎が残ったまんま。次は忘れないように買えるかな。
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魔法の声

2006-10-22 21:49:46 | 読書(小説)
コルネーリア・フンケ。WAVE出版。
児童書になっているけど、分厚いし、字が多いし。読むのに結構かかった。
「泥棒のかみさま」をなんとなく手にとっておもしろかったので、
「竜の騎士」をよんだら、これもなかなかよかったので、
ほんなら、と読んだんだが、いまいちでした。私には。
長いからかなあ。
もともとあんまり感情移入しにくい登場人物が多いので、
なかなか物語の中に取り込まれなかった、ということもある。
とはいえ、続きは気になるんで一生懸命読んだ。
メギーの目線、というわけでもなく、ホコリ指の目線になったり、ころころ変わるからか。
結局、「闇の心(インクハート)」っつー本は、いったいどういう物語だったんだろう。
カプリコーンだの〈闇〉だの、そんな悪役ばっか出てくる本って。
たまたま、この本を声に出して読んじゃったからなのか。
指輪物語読んでたら、どーなってたんだろう?
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夏目友人帳

2006-10-21 20:24:30 | 読書(マンガ)
よくよく知らない漫画を買ってしまったよ。
しかも少女漫画だし。
妖怪もの。妖怪好きだし。
ただこれは、妖怪退治じゃないので、ちょっと気になったのです。
しかも、「名前」がテーマだったりするところも気になる。
単純な、名前返しのお話ではないようで、「友人帳」という
妖怪の名前を書いたものが、いろいろなツールになっている。
この世のものではないものが見える主人公、夏目の祖母が残した「友人帳」。
勝負に勝って名を書き留めたその紙は、一種のよりしろのようなものとなり、
妖怪たちが名前を返せと押し寄せてくる。
中には、名を呼んでほしいものもいたりするが。
まーまーでしたが、線が細いのがどーにも。
ニャンコ先生も、もうちょっとうまく描いてほしいな。丸さが足りない。
妖怪漫画、いろいろあるけど、やっぱどろろが一番。
犬夜叉は長すぎるし、子ども向きすぎるし。
百鬼夜行抄だったか(未読)も長すぎるし、絵が苦手だ・・・
もっけは、姉妹の行く末が気になる。
蟲師はいつまで続くのか。妖怪漫画はこのくらいしか知らない。
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