河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ばんば憑き

2012-03-25 22:41:12 | 読書(小説)
宮部みゆき、角川書店。
妖怪とかが出てくるような不思議話が6つ。
掲載誌が「怪」らしいから、ホラーかな。
「日暮し」のおでことかが出てくる話もあり、
「あんじゅう」の若先生が出てくる話もあり。
江戸ものにすると、ちょっと怖さが他人事になるけど、
相変わらず描写がリアルなので、人間の陰の部分がなんとも。
でもまあ子どもには救いが残っていて、
「野鎚の墓」の娘加奈はかわいい。
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もやしもん11

2012-03-23 20:12:03 | 読書(マンガ)
相変わらず、山なし意味なしオチなし。
ミスコンだって、どっかからクレーム来んのかね。
間に無理やり日本酒醸造を入れているけど、
それ以外は、わざわざ1冊かけてする話でもねえし。
でもとりあえず、もうすぐ沢木たちは2年生になれるようだ
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カブのイサキ5

2012-03-23 20:09:29 | 読書(マンガ)
シロさんのおつかいで富士山の麓にやってきた
イサキ、カジカ、サヨリの一行。(魚だなあ)
たどり着いた先で、富士山の麓、須走へ連れて行ってもらえることに。
そこでまた富士山の山頂へと・・・
ヨコハマみたいに景色とか時間の流れを楽しむんじゃなく、
イサキと一緒にこの世界を探検してる感じ。
すべてが10倍の世界で、3万7760mの富士山と、
700メートルの太陽の塔・・・どこまでいくのかな。
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めがねのキミと博物館1

2012-03-17 23:51:08 | 読書(マンガ)
ビレッジバンガードで、ジャケ買いってやつだ。
博物館好きとしては、表紙の博物館くささは結構つぼ。
絵もまあかわいらしいが、少女漫画にありがちな美少女しか(以下自粛)
4コマ漫画だったのは、出版社でわかるか。
中身は、めがねのどんくさい学芸員の香坂をめぐるどたばたコメディ。
正直ストーリーに脈絡はない(思いつき)っぽいし、
なにより語り手の岩本くん(館長)は、何歳くらいなのか
見当もつかないので、いい年こいたオッサンが少女に惚れた話なのか、
奥手の好青年が、不思議少女に惚れた話なのか(多分後者とは思うが)
よく分かんないんだよねえ。
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遺体 震災、津波の果てに

2012-03-11 23:20:08 | 読書(その他)
石井光太、新潮社。ノンフィクション。
ちょうど一年前の3月11日。
地震のあと、東北の沿岸には大きな津波が押し寄せた。
それは、これまでの暮らしからは想像もできない事態。
また、このテーマ「遺体」にかんしては、
日本のテレビではできない。
文字であるけれど、その行間から匂いすら感じさせる。
さっきまで人間だった体が、死体安置所に大量に並び、
発見場所や所持品の記録、検案書、DNA鑑定、歯形鑑定を受け、
身元の確認がされ、棺に入れられ、花が手向けられ、
放置され、モノ扱いとなり、傷みかけ、運ばれ、火葬される。

これは、ひとつの風景。
釜石で繰り広げられた、遺体をめぐる物語。
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