河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

営繕かるかや怪異譚その弐

2020-04-21 21:17:00 | 読書(小説)
小野不由美、角川書店。
営繕屋の尾端さんが、ちょっと治すと怪異がなくなる
お家の怪異シリーズ2冊め。
じわりと怖い。
カバー絵が漆原友紀のせいか、中身も蟲師っぽいなにか。
尾端さん、あんまり営繕してないようなときもたまにある。
こぎん刺しの話では、プチ情報教えただけの狂言回しのような。
こぎん刺しの話の主人公があまりにやなやつでびっくりだった。
まあ、ちゃんと和解?したけど。
でもどれもこれもじわっと怖いのばっか。
十二国記シリーズはともかく、
ゴーストハントシリーズは絶対に手元に置きたくない。
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邪馬台戦記1闇の牛王

2020-04-19 21:15:57 | 読書(小説)
東郷隆、静山社。
3巻まででてるぽい。
なんとなく借りてきた。
博物館研究員などを経て作家になった人らしく、
しっかりした下調べのもと執筆してる感じ。
卑弥呼の時代、瀬戸内海あたりにあるウクイ村の
長の息子ススヒコは、クナ国からきた奴隷狩りの
船に乗り、クナへ向かう。

最近やたらキャラの濃いのを読むことが多かったせいか、
児童文学らしい登場人物たちの描写を控えめに感じてしまった。
ヒロインのツナテがちょっと目立つくらい。
リアル路線の割に、超能力とか突っ込んできてるので、
どういう展開になるのやら。
卑弥呼姉弟がアマテラス姉弟ぽくなってたり、
スサノオがミノタウルスぽくなってたり、
いろいろ狙っているらしい。
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むすびつき

2020-04-12 00:06:29 | 読書(小説)
畠中恵、新潮社。
しゃばけシリーズ16冊目。
若だんなが、強くありたい、と思うようになったけど、
からだはそうそうついてこない感じ。
そこらでちょっと話の流れが変わったなとは思うが、
相変わらずふよふよとお話が進み、
謎解きにするには、妖怪が相手では謎もへったくれもないので
なんか中途半端な感じかも。
ほんとに惰性で読んでたら、あまりに記憶に残ってない・・・
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