河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

パラサイト 半地下の家族

2020-01-31 23:59:40 | 映画
うっかりイオンシネマのチケットを買って、
またしても見るものがないまま放置。
そしてむりくりみてみた。
ちょっとだけネットの評判も見てから見たけど、
思ったほどの衝撃はなかった。
むしろ、もっとひどいことになるのかと思ったのに
意外に死ななかったなあとか。半地下より地下の家族のが怖い?

ちょうどネットで、スーツのしつけ糸の外し忘れor取ることを知らない等の話が載ってて、
日本人はそもそも、育ちとか生まれとか、まあ平等のはずですから話題にしないのはいいことだろうけど、
正直なところ、この話は、デパートで服を買って、薄い紙に包んでもらうような商品を買ったことがあるか、
セルフレジとか、ビニールに放り込まれるだけの店で買うかっていう育ちのような。
っていうことを思い出す、韓国の階級社会の話。
ラストのお父さんがキレた「ニオイ」、日本の被差別民もニオイから来てたんだろうなあと思う描写が「橋のない川」にはあったし、
まあ、そういうのもあって、日本では話題にしにくいネタなんだろうな。
と思いました。
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美しき愚かものたちのタブロー

2020-01-29 21:09:33 | 読書(小説)
原田マハ、文藝春秋。
カバー絵、挿絵が、伊勢英子。
夏に原画展を見て、この挿絵を基にした絵本も読んだけど、
ま、ひとつ、読んでみるかと。
国立西洋美術館の元になったのが、
この本の主役、松方コレクションなんだね。
ル・コルビュジエ設計の建物ってので世界遺産に
という話は聞いたことあったけど。
博物館はいっぱい行ったが、
こっちは全然行ったことないかも。

絵画を買い集めた実業家松方、
購入の手助けをした美術研究家田代、
フランスにおいていかれたコレクションを死守した日置。
コレクションに関わった3人の物語。
面白かったよ。

この作者の本は読んだことなかった。
デビュー作がラブストーリーぽかったから、
全く興味なかった。
美術系の人なんだな。
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家族を想うとき

2020-01-26 22:22:31 | 映画
ケン・ローチ監督の最新作。
進富座、イギリス映画。
原題は、Sorry We Missed You。
配達の不在票のフレーズ。
社会派?
こないだ読んだTHIS IS JAPANにも出てきてた。
生きるのに精一杯の家族。
リッキーは、フランチャイズの配達業を始めた。
車が必要になるので、訪問看護している妻のアビーの車を手放した。
息子は非行気味でスプレーアートに夢中。
妹はしっかり者。
しかし、色々とうまくいかない。
自分たちのせいじゃないトラブルに次から次へ巻き込まれる。
でも、彼らには、家族がいる。
人生の荒海の中で、彼らは繋いだ手をなんとか離さずにいる。
しかし、あのラストは、どこへいくのか、全く先が読めないまま終わった。。。
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がんばれ!猫山先生6

2020-01-22 22:39:45 | 読書(マンガ)
誰がこんな漫画を買うだろうか。
ってくらい、どんどんくだらなくなっていく。
時事ネタはちょっと微妙。。。
まあ、次で完結するらしいので、それまでは。
ここ数年は職場で連載をほぼほぼ読めるので
だいたい読んだやつだったな。
奈良野先生はとうとうクラゲに。
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七丁目まで空が象色

2020-01-05 00:06:53 | 読書(小説)
似鳥鶏、文春文庫。
研修で他の動物園にやってきたいつもの4人。
その時、象が脱走する事件が。
結構ガチな脱走劇で、描かれる象もかなり動物らしく
えっと、これ、ミステリーなんだよね?と思ったが
そののちそうなった。
しかし、黒幕が、なんだかこの先も続きそうなくらいの
大物で、まだこのシリーズ続くらしいけどどうなるんだろう。
今回初登場の桃本くん2号はなんか伏線とかになるのか。
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