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河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ヴァイキングの誓い

2010-08-18 20:26:26 | 読書(小説)
サトクリフ、ほるぷ出版。
これまで読んできたものは紀元前が多かったけど、
これは10世紀。
キリスト教も存在する。
イギリス人だけど、両親に死なれ、を離れ、
牛飼いとして生活していた少年ジェスティンは、
奴隷としてヴァイキングのトーモッドに買われた。
しかし、人間として見てくれるトーモッドと、
義兄弟となり、復讐の旅へ出ることになる。
船でバルト海から川をさかのぼり、陸路を運び、
また川を下ってコンスタンティノープルへ。
義兄とともに皇帝バシリウスのもと、戦うことになる。

二転三転する主人公の運命。
イギリス人だけど、ヴァイキングに買われ、
バシリウス帝に仕えることで、自分の居場所が分からなくなる。
最後に与えられた居場所は。
語り手が、成人してから回想するという形式なので、
このあたりもちょっとちがうなあ。
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1 コメント

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Unknown (カルミア)
2010-08-18 21:09:21
初めまして!
サトクリフという言葉にさそわれ、ブローチトップからきました。

サトクリフ、良いですね。
この作品も前に読んで、もうずいぶん忘れていますが、サトクリフの作品は歴史的で、重厚さもあって深みがあると思います。

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