河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

もののけ、ぞろり 他

2012-11-29 23:10:29 | 読書(小説)
高橋由太、新潮文庫。
・・・オサキシリーズは、憑き物ネタだからと読んだけど、
雷獣ビリビリもまあクロスケがかわいかったんだけど、
ちょんまげシリーズ、と、このシリーズは・・・
読んではみたけど、もう読まないと思う。
つーか、どこが評価されてこの人いっぱい本出せるの?
って思うくらい残念な感じなんだけど・・・
ちょんまげばさら、ちょんまげくろにくるも読んだけど・・・
あっちもこっちも真田幸村が出てくるけど、もののけの方の
幸村はおかまちゃんでちょっとこわいぞ。
設定からハガレンのぱくりで、ストーリーもその域を出ない。
はー。
時間とお金返して・・・文庫だから図書館にないので買ったけど後悔。
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七つの海を照らす星

2012-11-14 22:25:44 | 読書(小説)
七河迦南、東京創元社。
児童福祉施設七海学園を舞台にしたミステリ。
七海学園に務める北沢春菜が出会った少し不思議な出来事。
それを、児童相談所の海王さんに話すと、
隠された真実が明らかに…
というような日常ミステリ系の話が6つ。
そして、最後の7つ目の話で、6つのある点と点がつながって…。
そこはびっくり。
だけど、お話のためのお話っぽいけどね。
あと、しゃべって伝えた話だけでは、そこまで細かいところまで
伝わらないだろうとも思うけど、そこはまあ小説だし。
すべての伏線は、全部書かれているという点は、
実はそのときこうだったんですという後出しの証拠とかではないから
そういう点ではこちらもむむ?と引っかかることもできる。
今読んでる寮のマンガ「探偵学園Q」もそこは同じだな。
読み返したら、ちゃんと書いてあるっていう。
あと、ともすると同情の対象になるような児童福祉の現場を、
問題点も含めけっこうさらりと描いていて、そこも面白いところ。
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うちの犬(ムク)知りませんか?

2012-11-13 22:20:23 | 読書(マンガ)
マンガっていうか、コミックエッセイってやつ。
この作者、出身地も年齢も同じで、
小学校から犬を飼いだして、漫画家志望、
兄弟が大きくなって子供部屋を建て増ししたり、
100円持ってタバコ屋に行って駄菓子を
50・20・10・10・10とか複数買う
ところまでおんなじで、非常に懐かしい感じ。
「・・・ですに!」みたいに、「に」がつくあたり、
すんごい、三重県津市弁。
犬のアホそうなところも、かなりいい。
若いのにえらくノスタルジー語るなあとは思うが。
コミックエッセイって人生切り売りなかんじで大変そうだ。
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団地ともお20

2012-11-08 22:28:57 | 読書(マンガ)
とうとう20巻かー。
なんだかんだで続いてるなあ。
みょうちきりんだけどときどきしんみりする、
ちょっといい話がいくつかあって、
万引き少年とかサンタクロースとか、
最後数コマでグッと来る。
といいつつ、最後の1コマで悲喜劇どっちに落ちるか
わからんところが、醍醐味というかなんというか。
うんこ漏らしそうになる話は、吹き出しそうになったが、
ともおではめずらしい展開だったな・・・。
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浜村渚の計算ノート3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

2012-11-04 20:32:17 | 読書(小説)
青柳碧人、講談社文庫。
無関係かなと思ってた4話が、最後の話でつながる。
作者は、完結させる気あるんだろうかってくらい、
続くなあ。次巻は3と1/2さつめで番外編らしいし。
函館へ向かうことになる、武藤と渚。
タイトルになる恋する幾何学なサインコサインの
名解説はなかなか。
どこまでも数学ネタが枯れることなく続くあたりはすごい。
あとは完結しないと評価できんよね。
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