河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

団地ともお23

2014-03-30 21:18:41 | 読書(マンガ)
23巻。なんかちょっと厚みがないような。
一話も短くなってるので、話数は多い。
あいかわらずのともお調だなあ。
巻末おまけが、不意打ちなくらいマジで、一話書けそう。
シゲオとかマコトとか辻野の話は、いいねえ。
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櫻子さんの足下には死体が埋まっている2~3

2014-03-30 21:12:30 | 読書(小説)
太田紫織、角川文庫。
続き読んでいる。
女性らしい、女性の描き方が独特。
嫌いな男に嫁いだ女性で、よそに子ができても、
代わりにかわいい赤ちゃんを産んでくれてありがとうと思う、
とか、介護疲れのおばあちゃんの安らぎのときとか。
逆に言うと、少年が草食系過ぎるが。
殺人事件系は影を潜めて、日常の謎系に移行。
殺人事件風で犯人がいなかったり、結構斬新かも。
あ、すべて、骨中心ですけど。
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黒猫の刹那あるいは卒論指導

2014-03-23 23:43:17 | 読書(小説)
森晶麿、ハヤカワ文庫。
超がつくほど文系な雰囲気ばりばりなところが
面白くて読んでいる。
文系の研究者って、理系とは全く違うから。
ちなみに、本作は、4作目らしい。
2冊目、3冊目があるけど、
これは黒猫と付き人の学生時代を舞台にした、文庫オリジナル。
相変わらず、不自然なくらい身内で事件だが、
行く先々で事件の起こる名探偵と似たようなもんか・・・
そして、黒猫。好きなんだねえ、彼女。
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甘栗と金貨とエルム

2014-03-23 22:05:41 | 読書(小説)
太田忠司、角川文庫。
この人の本は、狩野俊介シリーズくらいだけど、
どうも陰気くさいところがなあという感じだった。
この甘栗くんシリーズも、天涯孤独な少年ってとこで同じだけど、
ちょっとドライかな。高校生ということもあるけど。
父子家庭だった甘栗少年が、父に死なれてから2週間あまり。
探偵だった父に、母親探しを依頼していたという少女が来訪、
調査の継続を頼まれて、にわか探偵に・・・。
舞台が名古屋で、でりゃーおもろくってよー。って感じだ。
よく聞く地名や商品名がちらほらと。
高校を中退しようと言う甘栗くんに、親友たちが引き止めにくるんだけど、
その辺りは落ちのないまま。2作目あるから、そっちに続くんかな。
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黒猫の遊歩あるいは美学講義

2014-03-22 21:58:17 | 読書(小説)
森晶麿、ハヤカワ文庫。
24歳の天才大学教授「黒猫」(男)と、
同い年の大学院生の付き人(女)。
文系らしいボオの解釈とか文学のうんちくが
盛りだくさん。
事件はどれも身近なものなんだけど、
ちょっと身近すぎて、それは無理じゃ?ってものもいくつか。
それでもまあ、こんなふうに現実を、現実味のない解釈をして
生きている人もいるのかもしれないねえ。
で、この話のもう一つのメインは、付き人ちゃんの恋、か。
頑として、二人とも名前は出てこなかったな。
続編があるらしい。
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