河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16,1924年

2019-08-30 19:55:14 | 読書(小説)
J.D.サリンジャー、新潮社。
サリンジャーが生前に出版したやつは全部読んでた。
これは、雑誌に載ったけど、出版されなかったやつが大半。
それも、ライ麦畑のホールデンの前後や家族が描かれる。
フィービーはもちろん、兄のヴィンセントとその友人ベイブ。
この兄ちゃん好きだなあ。
ハプワースは昔も読んだけど、やっぱり意味不明。
グラース家の長男、シーモアのクレイジーな少年時代。

サリンジャーは書けなくなったのか知らないけど、
繊細なのか、他人は全部バカに見えるのか、、、
今だとそういうのも普通にありそうだけど、
昔は偏屈な小説家、ってイメージだったな。
本当に現代の懐は広くなったなあ。
どんな個性も受け入れられるというか。
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あやかし草紙

2019-08-17 13:20:48 | 読書(小説)
宮部みゆき、角川書店。
三島屋変調百物語,伍之続。
シリーズ第1期、完結篇!って書いてあるのを
気づかずに読み始め、5話のうち4話目で、
おや、ハッピーエンド?と思った。
ところが、次の1話で、続きへの前奏が始まる。
1冊目は角川だったけど、間の3冊は全部違う出版社だ。
そんなんありなんだねえ、大物だね。
軽い気持ちで怪談話出来なくなりそうな、
向こう側を覗いてしまうような話もあったけど、
この1冊の中のは、まあまあ怖くない。
や、最初の話だけはちょっと後を引くけど。
真面目なおちかだけでなく、飄々とした富次郎が
仲間になったことで、少々体制も変化した。
そんな変化を受け入れつつ、別体制で、続く。
今んとこ、27話?28話?なんにせよ、
99話まで。やっちゃうのかな、
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弥栄の烏

2019-08-12 07:49:13 | 読書(小説)
阿部智里、文春文庫。
六冊目にして、完結。
第一部完、らしい。
一冊目から、どんでん返しが印象的だったけど、
これも一冊目のお花畑のような世界が覆る感が
予想していたとしてもここまでやるかーってくらい。
ちょっと日本の戦後っぽいなあとも思ってみたり。
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図書館の大魔術師3

2019-08-10 17:16:07 | 読書(マンガ)
あんまり分厚いので、終わったかと思った。打ち切りで。
一応、「司書試験編」完結。
ウイラの中の人は何なんだろうなあ。
セドナがえらいさんでびっくりした。
第一章、完!ってところで、続く。
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軍靴のバルツァー12

2019-08-10 17:06:38 | 読書(マンガ)
本棚がいっぱいになってだんだん嫌になってきたけど
いったいどっちに向かって進んでるのか読めないので
面白いといえば面白い。
ちょっと田中芳樹のアップフェルラント物語的な展開
を思い出したけど。
だんだん大統領が面白いキャラになってしまってるけど、
表紙の国王秘書?さんもなかなか。
歴史の1ページに関わってることにふと気付かされちゃった
バルツァーは、さあどうする。
てか、ホント描線が。。。
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