河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

夏への扉

2011-02-19 18:10:51 | 読書(小説)
ロバート・A・ハインライン、早川書房。
新訳版。
SFの古典。猫好きのバイブル。
ずっとその存在は知っていたけど、
なんとなく読む機会がなかった。
面白かったよ。
めくるめくストーリー展開。
描かれた当時(1957年)にとっては、
未来である1970年、発明好きの機械工ダニエル。
友人マイルズと、秘書ベルに裏切られ、
コールドスリープで30年先の2000年へ、
愛猫ピートと逃げ出そうとするが・・・。
コールドスリープとタイムマシン。
ちりばめられた伏線が、ぱたぱたと回収されていく
様が心地よい。
文句なしの大団円。
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くおんの森3・うさぎ装束

2011-02-18 21:28:31 | 読書(マンガ)
くおんの森は、ちょっと話が進んだような広がったような。
まとめるつもりがあるのか分からないくらいの、
風呂敷の広げようなので、なんとも先が読めない。
うさぎ装束は・・・BLですか、そうですか。
なんでいちいち男にしないといかんのかわからん。
かたっぽ女でいいんじゃないのか?
まあ不思議な空間が面白かったのでいいんだけど、
若いよねえ、作者。
高校の頃だったらこんなのもっと好きだったかも。
いまはちょっとついていけない・・・年取ったなあ。
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GIANT KILLING

2011-02-09 20:43:22 | 読書(マンガ)
これも無料レンタル。
1~3まで読んでみた。
サッカー監督マンガ。
ちょっと前、自身も選手だった達海猛監督。
イングランドで極小チームを強豪に仕立て上げた実績を買われ、
負けまくりのETUに監督として赴任。
人をたきつけ、なだめすかして、チームを導く。
ちょっとわくわくする面白さ。
ジャイアントキリング。下克上みたいなもんか。
彼らはどこまで行けるだろう?
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JIN

2011-02-09 20:29:04 | 読書(マンガ)
無料レンタルで借りてみた。
ドラマの原作。
南方仁、34歳とは・・・。
突然江戸時代にタイムスリップした頭部外科医。
浮浪者から、赤ん坊の形をした脳腫瘍を取り除いてから
声が聞こえるようになり、突然江戸時代へ。
そんな始まりだったとは知らなかった。
江戸の町で麻疹を治し、赤痢を治し。
緒方洪庵らに現代医学を教えたりしていいんだろか。
勝海舟だの坂本龍馬だのと知り合ったが、
これからどうなるんだろ?という2巻まで。
ううん、続きも借りるかなあ~~~
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ケルトの白馬

2011-02-07 19:24:10 | 読書(小説)
サトクリフ、ほるぷ出版。
原題は、「太陽の馬、月の馬」
イギリス、アフィントンにある、
丘陵の白い土を露出させて描かれた白馬。
どのようにして描かれたか、
サトクリフが想像力を駆使して物語る。
イケニ族の族長の末息子ルブリン・デュ。
馬を求め、親友のダラと北の地を目指す夢は、
ダラが妹と結婚し、族長を継ぐその日に、
南からアトレバテース族が襲撃してきて
一族郎党とらわれの身になったことで破れる。
一族を生きながらえさせるために、
ルブリンが取った秘策とは。
悲劇の終幕。「王のしるし」と同じ。
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