河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

タコピーの原罪

2022-03-28 01:01:40 | 読書(マンガ)
Jump+で連載追っかけてた。
うっかり第一話を読んだら、
陰惨ないじめと、悲惨な家庭環境と、
ノー天気な宇宙人の組み合わせがカオスで、
毎回読んでいた。
負のスパイラルしか見えない現状が、
こんなふうな、二人が笑って終わるラストが来るなんて。
陰惨すぎて、手元に置きたくないけど、また読みたいような。

同じ作者の「キスしたい男」も、同じ系の家庭環境。
ジェニファー・ロペスとキスしたいという目的で
全速力で今を駆け抜けようとする中卒男子の真実。
いい話なのに、タイトルで損してると思う。
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藍渓鎮2

2022-03-24 00:54:31 | 読書(マンガ)
中国ウェブ漫画。
清凝(ちんにん)15歳になってた。
でもそんなに中身は変わってない。
そして、羅小黒戦記の外伝というだけあって、
無限、登場。
まだただの人間らしい。23歳って。
永遠のような時を生きる妖精=仙人の老君の感覚を
住民たちは理解できないけど、
この藍渓鎮という桃源郷で人々を助けている。
旅に出た清凝は、行き当たりばったりの行き先で無限に出会う。
ってところで続き。
続きはいつ出るのかなあ。
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甘々と稲妻1~3

2022-03-20 22:56:22 | 読書(マンガ)
Amazon Unlimitedで。
タイトルの由来はなんなのか、
ことりちゃんの包丁嫌いの理由はまだ明かされず。
つむぎのごはんおいしい!って全身で表している喜びとか、
ちびっ子らしいわがままや傍若無人ぶりはいい感じなんだけど、
この長期間に渡って、母親が、先生に挨拶もしないなんて
考えられないとか、父子家庭でつむぎの髪の長さはありえんとか、
細部が色々気にかかる。
白ごはんだけで美味しそうなのは、苦労とはらぺこ具合と隣に人がいるから。
まあ、とりあえずは無料のここまで。
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ばけもの好む中将11

2022-03-20 16:02:59 | 読書(小説)
瀬川貴次、集英社文庫。
秋草尽くし。
構成は毎回統一感ない作品で、
今回は、秋の草の章タイトルで7章仕立て。
中将が、己の嫌う方向に成長してしまってる。
そして、十一の姉の正体が明らかに。
そろそろコマは揃ったのか?
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遠(とおくの)巷説百物語

2022-03-09 23:04:54 | 読書(小説)
京極夏彦、角川書店。
正、続、後、前、西ときて、次は遠。
舞台は、遠野。
妖怪にまつわる、譚、咄、噺、話で起承転結。
まずは妖怪の昔話から始まり、
妖怪が出たとしか思えない事件が語られ、
遠野の殿様から御譚調掛を言いつかった主人公、
宇夫方祥五郎(うぶかたしょうごろう)が見たものが語られ、
最後にいつもの面々(最初は長耳だけ、その内柳次が加わり、
最後は又さんも)の仕掛けが明かされる。
全6話で、乙蔵や花の行く末や、藩内に隠された不正が明らかに。
パターンは決まっているので、どうせ、奴らが妖怪騙ってんでしょと
真相を推測するけど、そんなんないやろという裏の手を使ってくるので、
そうそう予想できるような話はなかったわ。
ラスト、蝦夷に行くとか言ってたから、次は「北」かな?
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