河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

三匹のおっさん ふたたび

2012-06-29 07:02:24 | 読書(小説)
有川浩、文藝春秋。
須藤真澄の挿絵のせいもあってか、
漫画っぽくわかりやすいストーリーと、
老若男女に受け入れられそうな爺と孫の設定。
だめなやつはダメ認定されてるけど、
読んでる側は勧善懲悪っぽく他人事のように読める。
深く考えずに読めて面白い。
おっさんたちはまっすぐ生きている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下町不思議町物語

2012-06-24 22:48:38 | 読書(小説)
香月日輪、岩崎書店。
もっとお化けがいっぱい出てくるのかと思ったけど。
体が弱くて養護学級に小3まで通ってて、
父母は離婚して父に引き取られ、
祖母には関西弁や勉強や食べるのの遅さ等々をなじられ、
毎日のように体のでかいいじめっこにいじめられ・・・
という生活を送る小6の直之がめげないのにはわけがある。
ふとしたことで、不思議な町に迷い込み、
同じ関西弁を使う、着流しの「師匠」に出会ったから。
師匠こと高塔の家にはお化けの類が集まってくる。
現実世界で居場所のない直之は、ここに居場所を見つけたに見えたが。

不思議な町に迷い込んだ少年と家族の成長と絆の物語。
ちょっと泣けるいい話なんだけど、
トトロが全面に出過ぎなのが、残念。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

閑話休題(また会う日まで)

2012-06-22 18:50:14 | その他
アーヴィングの新刊が出たはず、と
図書館で、これだ!と借りて読んでいたが、
どうにも既視感がある。
同工異曲なのかなあ、でもそっくりだなあ、
なんか読む気しないなあと1ヶ月経過。
ふと、読んだ本メモ探しだしたら、
「また会う日まで」は既読で、
新刊は「あの川のほとりで」だった。
「あ」と「で」が似ています。
ちょっと自分が情けなくなった…
というわけで、今「あの川のほとりで」読書中。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする