河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

マル被警察24時+・団地ともお13

2009-02-28 21:47:14 | 読書(マンガ)
ともおが13巻ってのもたいがい。つづくよなあ。
そしてマル被警察の再版。今頃どうして。
小田扉のマンガに出てくる犬の元祖は、ホルモンだよなあ、やっぱ。
この作品、すんごいくだらないはじまりかたをして、
くだらないまま、すんごいシリアスになっていく。
このノリじゃなかったら、むちゃくちゃ怖い話だ。
何が描きたかったのか知らないけど、
人間のプラスマイナス両方がさらっと出てくるのが怖い。
おまけに付いてたマンガは、マル被警察に1/5しか関係ない。
主人公はホルモンですか。
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ウェストマーク戦記2ケストレルの戦争

2009-02-28 20:07:35 | 読書(小説)
ロイド・アリグザンダー、評論社。
1巻の原題は「ウェストマーク」、これは「ケストレル」、
3巻は「こじき女王」となってますな。
1巻では、失われた姫君が帰ってきたけど、
2巻では、女王とその許嫁になっている。
児童文学の範疇を超えてそうなくらいストーリーは複雑なんですけど。
テオが戦う戦争は、イメージとしては、キューバのゲリラ戦みたい。
あちこちに正義があって、それぞれが信じるもののために戦う。
君主制反対。アメリカだなあ。
「ケストレル」は、テオの別名。
戦争を通して、テオは何を失い、何を得たのか。
2巻では、分からない。3巻読まなきゃ。
変わらなかったのは、テオとミックルの愛。
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茄子(新装版)

2009-02-27 20:37:53 | 読書(マンガ)
新作が載ってるってんで買ってしまいました。
この作品とセクロボが一番取っつきやすいと思うけど、
それは天狗党連載時から気に入って読んでる人のひいき目か?
どこまでもこのネタで描けそうなのに3巻で(新装版は上下巻)
終わらせたあたりも、私の気に入ってるところだ。
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ZOO KEEPER 7

2009-02-27 20:34:55 | 読書(マンガ)
続くなあ。
キャラクターがリアル(すぎて地味になる)なのは、
細かいところまで考えてあるから、ということが
あとがきまんがで分かった。
リアルなだけに、どこまでもいけるけど、
どこまで描くのかなあと。
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バルト海の復讐

2009-02-26 22:07:06 | 読書(小説)
田中芳樹、東京書籍。
最近文庫化していたが。
中世のヨーロッパ。ハンザ同盟の終盤期。
陰謀に巻き込まれて冬のバルト海に放り込まれた主人公エリック。
生き延び、ブローテンの断崖をよじ登ってホゲばあさんに助けられる。
そこから、エリックの復讐が始まる。
復讐っても、正直バカのエリックなので、ホゲばあさんの援助を受け、
なんとかがんばる、というカラッとしたもの。勧善懲悪。
中世ヨーロッパの日常を描こうとして、作者もがんばって調べてる。
農民が出てこなかったので、あまりらしさを感じなかったような気もするけど
ハンザ同盟という商人のあつまりだからこんなもんか。
知らない世界での冒険活劇。面白く読めた。
しかし、ザンナと黒猫「白(ヴァイス)」はあっさり終わったな。
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