完結編。
戦時中の呉で暮らす、すずの生活が丁寧に描かれる。
戦争という事業が進行していたころ。
どれだけ人が死んでも、国民は疑問にも思っていない。
見ず知らずの家に嫁に来た、絵が好きなすずには、
ショッキングな出来事が起こる。
そして、しばらくの間、現実を現実のこととして
認識することが難しくなってしまう。
それでも、失われた右手は、どこかで何かを描いている。
ラストのカラー画で、現実と折り合いを付け、すずの世界が戻ってくる。
呉って、大きくないのに政令指定都市で不思議に思ったことがある。
戦前の常識は、今はもう知らないことだらけ。
わざわざ教えようともしないだろうし。
マンガという手法は、リアルにそれを伝えうる。
小説と違ってごまかしがきかないし。
戦時中の呉で暮らす、すずの生活が丁寧に描かれる。
戦争という事業が進行していたころ。
どれだけ人が死んでも、国民は疑問にも思っていない。
見ず知らずの家に嫁に来た、絵が好きなすずには、
ショッキングな出来事が起こる。
そして、しばらくの間、現実を現実のこととして
認識することが難しくなってしまう。
それでも、失われた右手は、どこかで何かを描いている。
ラストのカラー画で、現実と折り合いを付け、すずの世界が戻ってくる。
呉って、大きくないのに政令指定都市で不思議に思ったことがある。
戦前の常識は、今はもう知らないことだらけ。
わざわざ教えようともしないだろうし。
マンガという手法は、リアルにそれを伝えうる。
小説と違ってごまかしがきかないし。