河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

栗コーダーカルテット@ファミリーコンサート

2009-05-31 22:44:51 | 音楽
わはは。
伊賀は、阿山町までいってきた。
ピタゴラ目当てのお子様連れが大半を占めるところ、
ゆるゆる帝国のマーチだとか、雨降りりんちゃんとか
お子様向けを狙ったような選曲もあり、
一方で「渋栗」とか「或る旅人のなんとか」からの曲とか
ちょいとマニアな人にも満足なひとときでした。
前聞いたのがライブだったので、
今日のホール、すごい音響よくて、びっくりだ。
リコーダーよりギターやベースが響いてた。
私が左寄りで聞いてたからかも知れないけど。
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西遊記8怪の巻

2009-05-31 10:41:59 | 読書(小説)
斉藤洋、理論社。
天竺まで半分のところまで来たよ。
相変わらず三蔵法師はさらわれてばかり。
この巻には似たような話が2つ入っていて、
このさきも似たような話ばかりなんだけど、
どうやって飽きさせずに続けるか?
昔、本編読んだけど、衝撃のラストしか覚えてないなあ・・・
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ペルセポリス

2009-05-31 10:39:20 | 映画
フランスのアニメ映画。
マルジが子供時代から現在までを回想する。
だから白黒なわけだけど、マンガの構成も取り入れていて、
コントラストが印象的。
1970年代から80年代にかけての、革命と戦争を、
ロック好きの、普通の女の子の目線で描く。
「公明正大であれ」というおばあちゃんや、
たまに夢の中で出会う神さまとの対話を忘れずに、
いろいろあるけど、マルジは異国で生きていく。
無邪気な少女マルジから、自分の居場所に悩む女性マルジ。
お話としては語り尽くされたようでもあるけれど、
人は、ひとりひとりがそのステップを越えなければいけない。
その語り口として、このグラフィックはとても印象的。
もちろん、あまり知ることのなかった、
イライラ戦争下での普通の生活は興味深い。
幸せも平和も、どこかで折り合いを付けて手に入れるもなのか。
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エピデミック

2009-05-25 22:34:09 | 読書(小説)
川端裕人、角川書店。
新型インフルエンザが流行るこの時期に、
微妙に現実とかぶるような設定のこの本を読んでいると、
どっちが現実だか分からなくなりそうな気がした。
・・・っていうくらい、このお話の設定は、現実に近い。
保健所とか、FETP(小説ではFET)の医師や獣医師、
果ては、動物愛護団体のシェルターだとか。
インフルエンザかと思いきや、病原体は、新興のウイルスと
言うことになって、FETの医師、島袋ケイトたちの「元栓」探しが始まる。
クジラが打ち上げられていた。野良猫がクジラをかじっていた。
コウモリの糞を肥料に利用する地域がある、子供は不顕性感染らしい・・・
とりあえず、現実も、小説中も、収まりつつある。
ただ、無意識にまた病原体がまき散らされてしまう現実がある。やれやれ。
表紙のルソーの絵が印象的。
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完全版本朝奇談天狗童子

2009-05-24 14:54:14 | 読書(小説)
佐藤さとる、あかね書房。
図書館で借りて読んだんだけど、
「完全版」っていう軽装版が出ていて、
うかうか購入してしまった。
村上豊の絵がいいんだよね。
そして、ラストが1章付け加えられていて、
これでもかってなハッピーエンド。
付け足しだと言えば付け足し。
良いか悪いか、それはわからない。
私の好みを言えば、なくてもよかったかなとは思うけど。
人生は、つづく。
少年九郎丸は、どうにかこうにか生きていかなければならない。
それは、与平の手を離れ、次の世代の物語となるのだから、
与平の物語としては、ここまで、というところかな。
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