ヤマノススメ1~3

これまたAmazon unlimited。
イラストレーターが描いた漫画って触れ込みだったのか。
お父さんとか男の人下手くそだなあ。
高校生になって、旧友に再会して、山登りに行く羽目になった
主人公あおい。人嫌い。体力もない。根性もなさげ。
ではあるが、一つずつ経験して、ステップアップしていく。
最初の山は肩掛け鞄だし、次の山はスカートだし、
大丈夫かこいつ、と思ったら、最初の挫折。
まあ、山は怖いところだからいいんじゃないかな。
登るのはしんどくてやなんだけど、いいよね。山。
でもこれはもういいかな。。。

マグメル深海水族館1~3

これまたAmazon unlimited。
これはよかったな。
本屋で見たことないけど。
絵は、ハルタ系の誰かさんによく似た絵。
未来、地下鉄で深海水族館に行ける。いいなあ。
ダイオウイカやマッコウクジラが見れるかも？
そんな水族館で、清掃員として働く主人公、航太郎。
水族館で出会う人々や、そこで働く人々、漁師など。
いろんな人に囲まれて成長する。

蒼き炎 全12巻

Amazon unlimitedでなけりゃ読まない。。。
高校生くらいの頃、ちょっと気になってた。
明治の画壇の話で、キリッとした龍太郎のカット...
買ってたらえらいことになったろうなあ。
１冊で手放すだろうが、恥ずかしくてよう売らんわ、こんなん。

女性の裸体を描くことがタブーの時代に風穴を開ける、
龍太郎の幼なじみ竹蔵。
ただの女体好きのエロオヤジなわけだが、
やたらに絵がうまいので、周りに持ち上げられ、果てはパリへ。
それっぽい味付けで、それらしいことになっていくけど、
竹蔵のキャラはブレない。ただの変態やん。
これ読んで絵が描きたくなる人はいなさそうだなあ。

明るい夜に出かけて

佐藤多佳子、新潮社。
大学を休学して、実家から離れて、コンビニでアルバイトをする富山。
男であれ女であれ、他人に触れられるのを極度に恐れる。
そんな彼の、もう一つの顔は、深夜ラジオリスナー。元ハガキ職人。
コンビニバイト仲間の鹿沢。
中高の同級生のラジオ仲間永川。
そしてコンビニで出会った、「職人」の女子高生佐古田。
4人が集まり、何かを乗り越え、何かが変わった一年。
青春だねえ。
最初は、全く興味のないラジオ（実際のオールナイトニッポンの番組や
芸人とかが仮名でなく直にそのまま出てくる）への愛の暑さに辟易して、
この本、読み切れるのかと思ったけど、佐古田がいい感じに、
富山をぐいぐい押すように、こちらをその世界に引き込んでくれた。
なかなかよかったね。
ラジオの話は最後まであんまり意味はわからなかったけど、ラジオ愛は伝わった。

ディエンビエンフー０〜１２＋３

Amazonunlimitedで、小学館の完全版全１２巻と０巻、
その後のtrue end版全３巻をば。
IKKIで連載始まった頃、ちょっと気にはなってたが、
あんまりな絵なので、手元に置く気にもならず。
勢いはあるが、マンガな絵。象とか亀とかすごいぞ。
まあ、この絵だから、バッサリ斬られたり、内臓ブシャーも読めるんだけど。
完全版は、３部で未完。
最初っからラストシーン決まってたし、
あんなに緻密な年表あるんだから、
ストーリーは決まってるんだと思ったのに、
第３部の迷走ぶりは。。。ジャンプかよって展開。びっくりした。
それまでは、あり得ないなりに、それっぽい話だったけど、
ちょっと３部は行きすぎた。そして未完。
で、それが、true endってことで、３部を仕切り直して復活。
色々なかったことになったみたい。痩せたヤーボ大佐とか。
しかし、ホントにほんとのベトナム戦争よりも長く描き続けてたな。
読むだけ読んだけど、結局、ヴェトナム人強し！ってとこかな。。。
巻末の歴史解説はためになりました。