河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

25時のバカンス

2011-09-27 22:35:27 | 読書(マンガ)
市川春子短編集2冊目。
3つ入っていて、表題作が一番面白い。
海だろうが宇宙だろうが月だろうが、
未知の世界と、人外生物は全てに共通。
これまでも、きっとこれからも?
表題作のコーヒー好きのアレがかわいい。
もちろん姉ちゃんも可愛らしいんだが。
無機質な絵なので、内臓がびしゃーの168ページとかも
なんだか美しいのが怖いよ。
青一色の印刷とかのほうが、映えるだろうなあ。
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アリル

2011-09-27 22:31:12 | 読書(マンガ)
遠藤淑子最新刊。
同時に、犬エッセイとスマリの文庫が出たがそちらは無視。
なごみクラブよりは丁寧に描いているが、なんだろう、画力?
そこはまあ、初期から変わらないので記号として見てるけど。
とりあえず、番外編ってことで、妖精の国シリーズの脇役が
ちょいちょい出てくる短篇集+まあファンタジーに分類される
短編をプラス。
最後の一編はなんともはやだが。
これを読んでから、本編を再読して、
アリルの笛ってこれかと思ってみたり。
妹の女王は結局眠ったままかい。
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飲めば都

2011-09-03 20:02:52 | 読書(小説)
北村薫、新潮社。
小酒井都、雑誌編集者。
都さんといえば、お酒。
お酒といえば、都さん。
というような彼女の(酒を中心とした)日常を描く。
相変わらず、コネタが効いていて面白い。
人びとが話すときの「調子」がよくて、漫談みたい。
間のとり方と、合いの手の入れ方は、
言ってしまえばぜんぶ、北村節なんだが。
美味しく楽しくお酒を飲んでる姿が微笑ましい。
カバー絵も、旦那が描く都さんみたいで、いい。
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