河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

天と地の方程式1

2016-01-30 20:40:56 | 読書(小説)
富安陽子、講談社。
表紙画が五十嵐大介なんだが、
どっちがアレイでどっちがQなんだろう・・・?
この魔方陣、ちゃんと解いて描いてあるんかな。

夢で、ニホンザルに「くるすの丘に来い」と言われたアレイ。
その直後、来栖の丘学園に転校することになった。
同じ学年は3人しかいない。
その一人が、数学の天才児Q。
そんななか、アレイはQと二人、亜空間の学校に閉じ込められる。
二人を「カンナギ」と呼んで襲い掛かってくる目玉や蜘蛛の群れ。
アレイの記憶力とQの数学力でなんとか戻ってこれたが、
次に、サルが話しかけてきて・・・

とりあえず、仲間は7人らしいので、あと2人集める。
それぞれの超人的能力をどう活かして解決していくか、かな。
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続・12月の夏休み

2016-01-30 20:36:19 | 読書(小説)
ケンタとミノリのつづきの冒険日記。
川端裕人、偕成社。
前作は、カメラを忘れた父を追ってすれ違い、
兄妹でニュージーランドを縦断するはめになってた。
翌年の夏休みは、母もやってきて、
一緒にトレイルを散策するはずだったが。
道に迷ってビバークしたり、
父も母も子どもをほっておくもんかねえと思いつつ。
今回の旅は、それほど長くは離れていなかったけど。
ニュージーランドの飛べない鳥がいっぱい出てきて面白かった。
ニュージーランド、ちょっといってみたくなったな。
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雨の日も神様と相撲を

2016-01-30 20:26:40 | 読書(小説)
城平京、講談社タイガ。
カエルに惹かれました。
ここまで荒唐無稽な話とは・・・。
4つの頃から相撲に親しんできた文季。
小さくて細い体がコンプレックス。
相撲好きの両親を失い、母の弟の住む九々留木村にやってくる。
高校に入るまでのあと一年をひっそりと暮らそうとするが、
相撲好きのカエルが神様であるこの地で、
神様に見込まれ、相撲の指南をすることに。
相撲の描写もカエルのうんちくも異人殺しの民俗学も
いろいろ詳しくてなかなかやるな。
主人公にいまいち共感できなかったが、それも伏線の一種で、
最後の最後にはかわいらしいラブストーリーに。
古めかしい言い伝えを打ち破る若い力っぽいとこもいいんじゃない?
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アサギをよぶ声 新たな旅立ち

2016-01-30 20:20:25 | 読書(小説)
森川成美、偕成社。
続き。というか第2巻。
戦士になれなくて、女屋に入るアサギ。
ところが、村に行方不明者が相次ぐ中、
村に忍び寄る何かに気づく。
巫女ばあさんの指示もあり、単身、
下流の村、とが村に向かうことになる。
サルの正体は?続き続き。
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アサギをよぶ声

2016-01-24 11:06:21 | 読書(小説)
森川成美、偕成社。
児童文学の書棚で、スカイエマの挿絵が目を引いた。
石器時代?
大人(12歳)になると、男は男屋で戦士になり、
女は女屋で嫁に行く準備をする。
そんな時代に、父を知らず、母と二人、村八分で暮らす少女アサギ。
男なら、割り当ても多くもらえるだろうと、
山で出会った戦士ハヤに、戦士になりたいと口走る。
本を開いたところにあるあらすじとちがうじゃん。
そんなに戦士になりたいわけじゃない。
しかし、彼女は才能を発揮し、祭りでの競い合いに勝つことを目指すが。

やー、これで終わるのかと思ったから、続編が出てるのだろうなあ。
サルとか声とか父とか、他の村との争いの火種とか、伏線はいろいろ。
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