須賀しのぶ、祥伝社。
文庫で、何か他のを見つけて、
一つ読んでみようかなあと図書館で見つけたのが、これ。
第二次大戦を、ポーランド、ワルシャワの日本大使館で過ごす、
外務書記生の棚倉慎(まこと)。
文字面ではただの日本人だが、父はロシア人。
子供の頃、シベリアで保護されたポーランド移民の孤児カミルと
出会い、秘密を共有した過去を持つ。
分割され、国が消えたこともあるポーランド。
ソ連、ドイツ、イギリス、フランス、裏切られ蹂躙され、
再び消滅しようとするポーランド。
また、その中でも、ユダヤ人への迫害が重なる。
慎は、その騒乱に巻き込まれていく。
かっこいい男性ぽい要素はいっぱいあるのに、なんか普通の人。
特に何をするでもなく、巻き込まれ、最後の最後に動くが。
ハッピーエンドの要素は、初めからなかったから、
想定していたといえば想定していたラスト。
もうちょっと感情的にも語れそうなのに、淡々とした語り口。
ちょっと他の本も読んでみるかな。
文庫で、何か他のを見つけて、
一つ読んでみようかなあと図書館で見つけたのが、これ。
第二次大戦を、ポーランド、ワルシャワの日本大使館で過ごす、
外務書記生の棚倉慎(まこと)。
文字面ではただの日本人だが、父はロシア人。
子供の頃、シベリアで保護されたポーランド移民の孤児カミルと
出会い、秘密を共有した過去を持つ。
分割され、国が消えたこともあるポーランド。
ソ連、ドイツ、イギリス、フランス、裏切られ蹂躙され、
再び消滅しようとするポーランド。
また、その中でも、ユダヤ人への迫害が重なる。
慎は、その騒乱に巻き込まれていく。
かっこいい男性ぽい要素はいっぱいあるのに、なんか普通の人。
特に何をするでもなく、巻き込まれ、最後の最後に動くが。
ハッピーエンドの要素は、初めからなかったから、
想定していたといえば想定していたラスト。
もうちょっと感情的にも語れそうなのに、淡々とした語り口。
ちょっと他の本も読んでみるかな。