遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

結婚の意味 相棒に求める物

2010-07-23 14:37:58 | 日々のあれこれ
 最近私の周りで「だんなが大きなバイクを買った。」
という同じフレーズがよく聞かれる。
「大きなバイク」は百万ほどするらしい。
「大きなバイク」≒「クルーザー」「ヨット」でも良い。
だんなというのはだいたい40台半ばのおっさんである。
最近の大きなバイクを買った家庭は上下同い年の子供が
いる家庭で奥さんは「子供の大学進学でお金が入り用にも
かかわらず、私になんの相談もなく買った!」と
お怒りである。もっともな怒りだ。

そこで思い出したのが「セント・アンナの奇跡」の映画の
ストーリー。








妙齢の女性が一人出てくるが女性のだんなは
イタリアのパルチザンの首謀者だ。今は行方不明の状態。
第2次世界大戦末期、そのイタリアの片田舎にもナチスの魔手
は伸びてくる。そこに連合軍のアメリカ兵(黒人)が何人か
潜んでいる。当然のようにその妙齢な女性に全員吸い寄せられるが
彼女が選んだのはやっぱり中でも一番ワイルドなやつ。一見悪。
これって定番。これって本能のなせる業?
生命の危機が迫っている中だから女は一番生命力のありそうな
ワイルドな相手を選ぶ?

というわけでみなさん、それぞれ若かりし頃一番生命力のある
だんなを選らび、そのうち生命力のある男はある年齢に達すると
「大きなバイク」を買う。それも自然の流れ。
いつまでも男は尾崎豊なんだ。


このブログを始めた時にも書いたけれど結婚って大変だよね。
生活の中でなかなか
フィフティ・フィフティになれないようだ。
といいながら、私だったらとっくに「はい、さよなら。」
だと思う。完全分業でないと割りにあわない。
たつるんの意見にこれだけは逆らうようですが。
世の中、えらそうにして、家事は一切しないで、家庭の責任
は全て妻にまかせ、しかも妻を働かしている男、それがDVでも
別れない奥さんって結構しるかもしれないと思うとなんて
いう国なんだ。不思議な国だ。最近やっと4組に一組が離婚だというのも
うなずける。(悲しいかな)

少し話しはそれるが、先日朝日新聞の土曜版に
阪急電鉄を急成長させた小林一三の一言が載っていた。
娘さんの結婚相手を選ぶのに「何を置いても自分の
仕事を心から楽しんでいる男を選べ」
お金のため、名誉のために自分の仕事をしている
男ではなく自分の仕事を心から楽しめる男を選べということだ。
さすが阪急をでっかくした人。

世のおっさん尾崎豊もきっと仕事には没頭している人が
ほとんどなんだろうな。それなら許そう!
自分の仕事に没頭している人は少なくともDVには
ならないだろう。(甘いかな?)


我が家では洗濯はだんな、食事は私という完全分業制。
掃除もだんなだったんだが、これはあまりに汚いのと
だんなが忙しくなったのでやむなく私が半分請け負っている。
天気が悪くて忙しいと和室はたたんでない洗濯物だらけになるし
娘のブラが私の引き出しに入っていたりするけれど
文句は言わないし手伝わない。
シーツなどの大物も当然、だんなの役割。最近雨が多いので
娘に「お父さん、サボってる。」と言われ、「雨が多いからや!」
って本気で怒って日曜日に洗っていた。
布団を敷くのも畳むのもだいきらいな私。これもだんなのお仕事。
疲れて早く寝たい時に布団を敷いてもらって心底「結婚してよかった。」
と思う。

でも仕事でつらい時があって「もう、やめようかな?」と言うと
「やめ!おれも辞めるから。」と言われるのは困る。
それなりの刃は突きつけられるているかな?フィフティ・フィフティ。