遊びをせんとや

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終戦 終戦のエンペラー

2013-08-17 09:16:37 | 舞台、映画、DVD
15日 久しぶりの出勤

正午にいる人だけで黙とう

そうなんだ今日は終戦記念日なんだ。と思った。

改めて思う。
物ごとの局面に立った時、どう判断するかをしっかり考えなければ
えらい目に合うということ。

物事を判断するリーダーが賢く冷静でしかも感が鋭くなければ
ならない。

自分でも考え、しかもそういうリーダーを選ばなければならない。
この人にはついていけるという人についていかなければならない。

なんだか「いけ、いけ、ドンドン」の人にはついていけない!
と日頃思うせいか、、、?



昨日は映画「終戦のエンペラー」を観に行った。

                   

午前中出勤でお昼からJR茨木まで行ってマイカルで。

映画としてはよくできていたがあまりにも壮大な事実を描いているので
あのラブストーリーは必要なんだろうかと思う。


すごい歴史上の事実の方に興味は当然行く。

片岡孝太郎が昭和天皇を演じていたのがとてもよかった。

戦争終結と決まってから軍によるクーデターが起きていたのを
初めて知った。

それも40年前に映画になっている。
そのころの男優総動員みたいな映画だ。

「日本の一番長い日」
               

The Longest Day(邦題「史上最大の作戦」第二次世界大戦時、連合軍がフランスに
上陸した作戦を描いた超大作、のもじりだろうか?)

ダンナは観たといってたけれど私は記憶がない。

あの玉音放送が無事行われていなかったら本当に日本はどうなっていたんだろうかと
思う。

日本の中空思想を理解できるアメリカ人があの頃どれだけいただろうか?
別のブログによると天皇を象徴と訳したのは白洲次郎だそうだ。


冷静な判断。

先を見通せる眼。

様々な情報を得ること。

そして全体のことを考えることができる心の広さ。

生き抜いていくことを目的とした動物的勘

そんな物がリーダーには要求されると思う。

まずは自分のそれらを磨いていこうと個人が思うことだ。


そういう事をしみじみと感じた終戦記念日の次の日だった。

映画自体は
終戦後の東京の焼野原をすごい迫力で再現していたのは撮影現場がニュージーランド
だったことと。
プロデューサーが映画中にも出てくる次官関屋さんのお孫さんだということ。
監督は英国人でドキュメンタリーなどを撮影していたピーター・ウェーバー、特に撮影監督が
スチュアート・ドライバーグ「ピアノレッスン」でアカデミー賞撮影賞を獲得した人で
「ブリジット・ジョーンズの日記」なんかも撮影している。だから映像がとってもいい!
衣装やセット、小道具なんかもよく再現できていたと思う。

でもえらい人が通るときに後ろを向くという慣習が本当にあったのだろうかと
疑問には思う。

土下座してたんじゃないだろうか?