遊びをせんとや

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誰かに何かを ~これからの人間関係~

2020-05-28 19:18:11 | おしゃれ
ひさーしぶりにお友達とお茶

お家にあった着物のコートの絞り生地を使ってブラウスを作ってくれたということで
先週、仮縫い。袖丈を合わせてもらって、本日届けていただきました。



共布のスカーフまで付いてます。


この絞りの生地、最初ラインの画面で送られてきた時はもう少し赤い感じだったが、実際を見ると渋いサーモンピンク

とても複雑な波模様が絞りで施してある。



着物の生地を洋服にするものを着こなすのは実は、とてもハードルが高い。

作ってくれた彼女はとてもセンスよく着こなしている。

いつか、バス停で出会った、白髪の70代の女性の白の大島を中綿を入れて薄いコートに仕立ててとても
素敵に着こなしてはったのを見たっきりで、全て?マークだった。

私が着たらまるで農作業みたいになってしまうのです。
同時に着せてもらった紺と白の絞りのワンピースはもういけない。
素敵な何とも言えない赤紫のコクーン型のワンピースもたっぱがあきらか足りない。

安易に踏み込んではいけないファッション領域でした。

でもこのブラウスは素敵でした。
少し、袖丈を長くしてもらって、早く来てお芝居を観にいきたいもんです。

彼女曰く「似合い人に着てもらいたい。」ということを強く思うそうです。
作っている間に「これは〇〇さんがに合う。」と思う人に着て欲しいということです。

物を作る。物を手渡す。「この人なら。」という思いは、これからの社会で実はとても大きなキーワードになるかもしれない
と思いました。

実際会って話したりすることが難しくなってきたこれから、
ただ、単に社交辞令の贈り物より「〇〇さんに、〇〇さんだからこれ。」という品物を選ぶ目線が重要になってくるかも。

案外、難しいですね。相手が気に入る、似合う二つの条件を満たすのは。