娘に「誕生日プレゼント何がいい?」と聞いてきたが、「今は欲しい物がない。」と言う答え。
年末「強いて言えばお母さんと映画が観たい。」とのこと。
ということで帰省してきた折に映画を映画館で久しぶりに観てきました。
訪れた映画館は大阪南のホットスポット
アメリカ村のビッグ・ステップ
シネマート心斎橋
若い頃は何度か訪れていたが今や古着屋が軒を連ねて所謂キッチュな街にどんどん成長している。
観た映画は
ネットフリックスオリジナル「ほの蒼き瞳」
主演は快優クリスチャン・ベイル
娘の選ぶ映画はほんまに時々すごーく暗い。
これも暗い。おどろおどろしい。映画館にはお正月3日にしては人が沢山入っていた。満席にはほど遠いが、、。
この映画、ネットフリックスオリジナル。6日に配信開始。
原作は「陸軍士官学校の死」ルイス・ベイヤール著
アメリカニューヨーク州の陸軍士官学校での殺人事件が題材だ。
アメリカはこの時代先住民を追いやり、開拓を進めていた。
南北戦争が起こる30年ほど前である。
陰惨な連続殺人事件
黒魔術
閉鎖的な陸軍士官学校
詳しく書くとネタバレになるので、、、。
クリスチャン・ベイルが相変わらず素晴らしい。
エドガー・アラン・ポーを演じていたハリー・メリングが良かった。
この人ハリーポッターシリーズにも出てたけれど私の印象に残っているのは「クィーンズ・ギャンビット」に出ていた主人公の凡庸なボーイフレンドの役。
ポーが陸軍士官学校に入校したのは事実ですでに詩人として作品を発表していた彼が生活のために陸軍に入隊し、除隊してこの学校に入学したのが1830年であった。その後、彼は酒と素行の悪さで退校になりハチャメチャな生活をおくることになるのだが。エキセントリックな役柄を新鮮に演じてた。
「ボヘミアン・ラブソディー」のルーシー・ボーイントンの神秘さが生きる。
写真は全てネットよりお借りしました。ありがとうございます。
映像も美しく、よくできたお話でドキドキする。
陰惨な場面のあるけれど後味は良かったかも。