遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

マンマ・ミーア

2009-02-08 20:08:00 | 舞台、映画、DVD
映画を観にいく
家族で調整。息子は午前中クラブ。午後から友達と遊ぶ約束があるので×。
ダンナと娘と①レボリューショナリーロード②ベンジャミン・バトン
③マンマ・ミーアうちから一つを選ぶという事で最後は娘が③を選んだ。

というわけで午後からマイカル茨木へ
ダンナと私は50歳夫婦割引で1000円、娘はツタヤの割引券で1200円

映画館はすいていた。結果、メリル・ストリープってすごいの一言。
歌えるじゃない!踊れるじゃない!アメリカの役者ってすごい!
とても発散できる。観た後元気が出た。最後のエルビスのような衣装も
なつかしい!


>



あと気になったのはコリン・ファース。観ている間に「これ?コリン・ファース
じゃない?」と聞くと娘も「うん。ブリジット・ジョーンズの日記に出てきた
よね。」という返事。うーーん。「~の日記」もなかなか素敵な恋人役でしたが、





コリン・ファースといえば大昔北浜に三越劇場というデパートの上の劇場があり
そこへよく歌舞伎を観に行ったりしていた。しぶい映画もやっていた。
今で言えばシネ・リーブル、ガーデン・シネマみたいな感じの上映館
そこで観たのはケネス・ブラナーとの競演。「ひと月の夏」





もう20年くらい前だから細かい事は忘れたが、戦争で心に傷を負った
男が古い教会の壁画を修復する。夏の間かけて。その事で除々に再生
されていくといった話だったと思う。観終わったあといたく感動したのを
覚えている。感動にひたっている私のすぐそばでまだエンドタイトルが
流れているのにもかかわらず、「何これ!どういう事かちっともわかんない!」
という大きな若い女の子の声(私も若い女の子でしたが、その当時)。
もう唖然としました。その女の子には
その頃のヨーロッパの情勢やら戦争による心の傷やら、無心に
働いているうちに病んだ精神が回復していく様などは想像の域を超えていたらしい。
という事があったけれどこの映画は私のベストシネマの一つであることに
間違いないのです。







最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ケネス ブラナー! (@と)
2009-02-11 21:03:41
私の心の恋人だった(過去形/苦笑)ケネス ブラナーの名作
「ひと月の夏」を取り上げてくださり、感謝♪

壁画を修復する時に、消された絵の上に指が触れると
なんとも言えない音楽が聞こえてくるのでしたよね~
あの表現を見た時の驚きと感動は、今でも忘れられません。

魂に深々と刺さって抜けない「戦争」という毒針を
芸術が抜いて、静かな慈しみが解毒していく様子を
あれほど見事に描いた作品はないと思います。

こういう作品が商業的に成功しないということで
評価されないのは残念だねぇ~

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。