図書館で半年くらい前から予約してやっと手元に来た本。
「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」垣谷美雨さんのエッセイ
彼女は兵庫県の山奥の田舎で生まれ、私よりも一つ年下だが同世代。
明治大学からITシステムエンジニアとして働いてきたキャリアウーマンだ。
子供もお二人いてはる。
そんな多忙な子育て生活から作家へ。
彼女の本を読んだのはNHKのドラマで郷ひろみがおじいさんを演じた「定年オヤジ改造計画」の原作を読んでみたかったからだ。
本当の子育てのしんどさ、男の建前論で何もしない体たらくさを書いていて爽快なしかもリアリティのある小説だった。
特にお嫁さんの描き方が新鮮だった。思えば私も義父が留守番に来てくれた時、洗濯物を取り入れて私のパンツまで畳んでくれた時は恥ずかしいよりありがたくて涙がこぼれた。
「老後の資金がありません」などの現代の問題を扱った社会派と言われている垣谷さん。
エッセイを読むと旅好き。アクティブに色々訪れてはる。
若い頃の思い出も田舎という違いはあれど関西圏の同じ匂いがする。
ジュリアナ東京とか小学生の頃の映画小さな恋のメロディとか。
私は中1やったけど。
本音で綴られる60代が膝を打ってそうそうと共感できる内容である。
例えば、年をとったら劣等感を感じる場所には行かないとか。わかるわー。場違いなところに身を置かないということね。
旅行に行ったらお土産は買わなくなったとか。誰かにあげるにしても選ぶことがすごく難しくなった。
昨日の晩御飯ははまちあらと厚揚げの煮物。かぼちゃ煮。キャベツとしめじのお味噌汁。
「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」垣谷美雨さんのエッセイ
彼女は兵庫県の山奥の田舎で生まれ、私よりも一つ年下だが同世代。
明治大学からITシステムエンジニアとして働いてきたキャリアウーマンだ。
子供もお二人いてはる。
そんな多忙な子育て生活から作家へ。
彼女の本を読んだのはNHKのドラマで郷ひろみがおじいさんを演じた「定年オヤジ改造計画」の原作を読んでみたかったからだ。
本当の子育てのしんどさ、男の建前論で何もしない体たらくさを書いていて爽快なしかもリアリティのある小説だった。
特にお嫁さんの描き方が新鮮だった。思えば私も義父が留守番に来てくれた時、洗濯物を取り入れて私のパンツまで畳んでくれた時は恥ずかしいよりありがたくて涙がこぼれた。
「老後の資金がありません」などの現代の問題を扱った社会派と言われている垣谷さん。
エッセイを読むと旅好き。アクティブに色々訪れてはる。
若い頃の思い出も田舎という違いはあれど関西圏の同じ匂いがする。
ジュリアナ東京とか小学生の頃の映画小さな恋のメロディとか。
私は中1やったけど。
本音で綴られる60代が膝を打ってそうそうと共感できる内容である。
例えば、年をとったら劣等感を感じる場所には行かないとか。わかるわー。場違いなところに身を置かないということね。
旅行に行ったらお土産は買わなくなったとか。誰かにあげるにしても選ぶことがすごく難しくなった。
昨日の晩御飯ははまちあらと厚揚げの煮物。かぼちゃ煮。キャベツとしめじのお味噌汁。