今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

大覚寺・祇王寺・北野天満宮・東寺・観智院

2018年06月27日 | 京都

大覚寺から祇王寺に向かう道すがらに

 

 

かなり古い歌なので

若い方はご存じないと思われますが…、

作詞:永六輔 作曲:いずみたく

デュークエイセスの『女ひとり』は

 

一番が、京都 大原 三千院

で、始まります。

この三千院へは昨年の夏に行きました。

 

二番は、京都 栂尾 高山寺

で、始まります。

この高山寺へは昨年の冬に行きました。

 

残る三番は、京都 嵐山 大覚寺

で、始まります。

 

一番の三千院も二番の高山寺も

もう一度行きたいと思うほど良かったので

今回は朝早くから

まだ見ぬ大覚寺に向かいました。

 

 

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ

真言宗大覚寺派の本山です。

いけばな発祥の花の寺でもあり、

「いけばな嵯峨御流」の

総司所(家元)でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝早いせいもあってか

観光客はまばら。

静かでゆったりとした時を過ごしました。

 

「だから、なんなのよ!」

って話ですが…

『女ひとり』に歌われる

三千院、高山寺、大覚寺を

廻り終えて気が済みました。

 

 

大覚寺をあとにして

次は、奥嵯峨にある

祇王寺を目指します。

 

祇王寺

 

 

 

 

祇王寺は、

竹林と楓や青紅葉に囲まれた

慎ましやかな草庵で

あまりよく知らないまま、

なんの期待もせず訪れましたが

とにかく静かなうえに

庭一面に青々と広がる苔が

あまりにも美しく、

時の流れが止んだような

静謐なひとときを堪能しました。

 

 

祇王寺をあとにして市バスに乗り

今度は

賑やかな町の中にある

北野天満宮に向かいます。

 

北野天満宮 

北野天満宮に着いてみれば、

なんと言うことでしょう…

修学旅行生で大賑わい。

いくつの学校が集まったのか…

まるで体育会の行われる校庭のよう。

ゆっくり見て回るなんてことは望めず

私たちは

早々に引き上げることにしましたが

 

そんな中、

史跡御土居の青紅葉が

公開されていたので見ることに。

有料のせいか人影もまばらで

鬱蒼とした青紅葉は

3Dのように折り重なって見え

得も言われぬほどの美しさでした。

 

 

北野天満宮をあとにした頃には

そろそろ昼食時となり

近くのお店へ入ることに。

 

いっぷく處  古の花

(京都市上京区御前今小路上馬喰)

 

 

天ぷら蕎麦

夫が食べました。

いつも、

ざるそばしか食べない夫ですが

あいにくと、

ざるそばがなかったのです…。

 

 

鰊蕎麦

私が食べました。

そりゃね、

京都に来れば鰊(にしん)蕎麦でしょ。

蕎麦の上には湯葉がのっていました。

どこまでも京都らしい。

 

お腹もいっぱいになったので

午後も精力的に見て回ります。

 

 

世界文化遺産 東寺

(真言宗総本山 教王護国寺)

 

 

 

 

東寺と言えば、なんたって五重塔。

建築のことなどよくわからない

私でさえも

近くで見上げれば圧倒されます。

 

また、

東寺は外国人観光客が多くて…

さすが世界遺産だとつくづく実感。

 

 

観智院

こちらも客殿は国宝で、

床の間には、

かの二刀流宮本武蔵が描いたという

「鷲の図」、

襖画には「竹林の図」があります。

 

 

涅槃禄 -長者の庭-

廊下に腰をおろして

飽きることなく庭を見ていましたが

閉館時間を知らせる鐘が鳴ったので

慌てて外に出ました。

 

時間は4時半で

まだまだ外は明るい中、

一旦ホテルに戻ってから

夕食に出掛けることにしました。

 

 

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京のおばんざい

2018年06月26日 | 京都

京都駅構内

 

 

梅雨の時期だけど…

夫とふたり、

京都にやってきました。

 

 

 

 

 

午前中から多忙だったため

京都駅に着いた頃には

午後も遅くなっていましたが

駅周辺を散策してから

ホテルに向かいました。

 

京都駅にはいつも圧倒されます。

駅の建物もそうですが

人の多さ、

特に外国人観光客の多さには

いつもながら驚かされます。

 

 

京都タワーと街並み

 

ホテルで少し寛いでから

いつもの

おばんざいのお店に向かいました。

 

 

そんな

京都での夕食です。

 

蒸し暑かったので

生ビールが「旨いっ!!」

突き出しは

なめらかな冷や奴。

 

 

おぽろ豆腐

京都に来て

お豆腐を食べないなんてことは

私には考えられません。

お店自家製で

ふわふわトロントロン。

 

夫が一人で全部食べて良いと

言ってくれたので

遠慮なく一人で全部食べました。

おいしい

 

 

おばんざい四種盛り合わせ

湯葉・丸十・蕗・だし巻き玉子

これは、

夫がほとんどひとりで食べましたが

「旨い!」と、

食べるたびに言っていました。

 

 

鱧の天ぷら

これも…

夏の京都に来て鱧(はも)を食べない

なんてことは考えられません。

 

これらの塩で

↓↓

鱧天には既に

わさびが少しのせてありましたが

塩を振ると味が締まって

より美味しくなりました。

 

どの塩も美味しかったですが

私は「岩塩」が一番だったような…。

 

 

生ビールから

冷酒に切り替えて

玉川 Ice Breaker 

(純米吟醸 無濾過)

一杯目はそのままで

二杯目からはオススメのロックで。

この京都のお酒、

暑い時期にはこたえられません。

 

 

牛すじこんにゃく

牛すじがコッテリして

酒の肴に最高。

 

関東だと、

一味や七味などをふりかけますが

京都では練り辛子が添えてあります。

これもまた旨し。

 

 

京赤地鶏の塩焼き

これは、このお店で外せない一品。

皮はパリッパリで身はジューシィー。

添えられた柚子胡椒との相性が

これまた、こたえられません。

 

 

京焼き揚げ酒盗のせ

こんなものを食べていたら

もうもう、なんぼでも…

キリなくお酒が飲めます。 

 

 

加茂茄子と鶏の揚げ出し

味は濃過ぎず薄すぎず。

ほんの少し油をまとった加茂茄子が

トロッとして

いやいや、ほんとおいしい。

 

 

このおばんざいのお店には

これまで何度か足を運んでいますが

夫が、

「これまで来たなかで一番おいしかった」

そう言いました。

 

京都の夜を

美味しいおばんざいと酒で過ごして

楽しい夜になりました。

 

 

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六角堂と蛸薬師の「雪梅花」

2017年12月28日 | 京都

六角堂(紫雲山頂法寺)

 

京都旅行最後の日は、

あまり無理をしないで

のんびりすることに決めていました。

 

そんなことで、

ゆっくり朝食をすませてから

ホテルを出て、

「六角堂」に行きました。

 

平安京以前に

聖徳太子が建立したと伝わる寺です。

 

 

御堂が六角形なので

六角堂とよばれているとのこと。

(お隣のビルから撮影しました)

 

 

 

六角堂をあとにして

界隈をゆっくり楽しみながら散策。

 

 

そうこうしているうちにお昼時となり

蛸薬師にある

中国料理のお店に入りました。

 

 

中国家常菜 

雪梅花 xue mei hua)菜根譚

(京都市中京区柳馬場通蛸薬師)

 

 

 

このお店は、築100年の町屋で

おくどさん、天窓のある火袋、坪庭など

今も当時の姿が残されています。

 

 

 

 

 

この階段を上がったお部屋で

お食事をいただきました。

 

 

 

「本日の御弁当」と

紹興酒のロックをお願いして

ランチのスタート 

 

湯 白菜ときのこのスープ

やさしいやさしい味で

冷えた体に染み渡りました。

 

 

御弁当

 

 

主菜 蝦のチリソース

点心 韮菜饅頭

温菜 大根の蟹肉あん

冷菜 イカとセロリの葱ソース 

 

 

温菜 油淋鶏

冷菜 押し豆腐と水菜のあえもの

 

味は濃すぎず薄すぎず。

どれもこれも美味しいです。

 

京都旅行最後の食事が

想像以上に美味しいものだったので

とても嬉しく思いました。

 

 

昼食の後は、

いつものように錦市場に。

錦市場では、

東京ではなかなか手に入りにくい乾物や

夕食の総菜などを買い込み

いつもの日常に戻るため

新幹線に乗りました。

 

 

東京の自宅に戻って… 

夕食は

錦市場で買ったあれこれで。

津の弥の焼き鯖

丸常のつまみ揚げ

三木鶏卵の特上だし巻き玉子

打田漬け物の花大根

越後屋嘉兵衛のいなり寿司

 

京都の美味しいものを

最後まで楽しんだ一日でした。

  

 

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おばんざいの店で

2017年12月27日 | 京都

 

 

京都高雄と奈良の大仏殿に行った夜は

とにかく疲れてしまい…

予定では、

四条あたりで一杯のつもりだったけど

結局、京都駅近くの

「おばんざいの店」に入りました。

 

 

まず、お酒は

京都の生原酒「徳次郎」をお願いして

スタート。

 

おばんざいセット

生湯葉・蕗のおひたし・丸十・だし巻き玉子

これは、お酒がすすみます。

 

 

自家製おぼろ豆腐

豆腐好きな私に夫は、

「全部一人で食べていいから」。

ありがとうございます。

そう言っていただいたので

一人で全部食べました。

 

 

お刺身盛り合わせ

平目・ブリ・鯛・マグロ

こちらは、

「お刺身盛り合わせで」と、

お願いしただけですが

全部のお刺身が二切れずつ。

これは、わかりやすくて有り難い。

 

 

京生麩の田楽

我が家でもたまに作る揚げた田楽。

夫は大好きなので

お豆腐のお返しに

私は一切れだけで後は夫に進呈。

 

 

海老芋の湯葉あんかけ

揚げた海老芋に湯葉のあんかけ。

器の縁に添えられた

田楽味噌と柚子味噌を

適宜につけていただきます。

 

ホッコリ揚がった海老芋と

やさしい湯葉あん。

美味しい組み合わせでした。

 

 

豚と九条葱の柚子こしょう煮

これは、

いかにも京都のおばんざいらしく

やさしい中にも

出汁と柚子こしょうが利いていて…

おいしかったです。

 

 

京赤地鶏の塩焼き

文句なく美味しいです。

皮がパリッパリで

身はとてもジューシィー。

 

 

牛すじこんにゃく

「えっ!こんにゃくはどこ?」

って探すほど、牛肉だらけ。

味が染みて…

これがまた、おいしい。

 

 

〆は

うどんおこげあんかけ

パリパリに揚げたうどんに

豚肉や豆腐や野菜などの

あんがかかっています。

 

「牛すじこんにゃく」を食べたとき

カウンター越しに

「凄く美味しいです」と、声をかけたので

「さっき、美味しいって言って貰ったんで

牛すじも入れときました」って。

 

だいたい、うどんを揚げるってのが

私には珍しいですが

もう、いろんなものが入っていました。 

 

私たちの京都料理のイメージと違い、

全体にちょっと味の濃いものでしたが

疲れた体に、やさしく美味しく

染み渡ったおばんざいでした。

 

 

京都最後の夜も満足して

足取りも軽く

ホテルへと戻りました。

 

  

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京都高雄と奈良大仏殿

2017年12月26日 | 京都

 

 

突然ですが… 

永六輔・作詞、いずみたく・作曲

デューク・エイセスの

女ひとり』は、

♪ 京都 大原 三千院 で始まります。

その、大原 三千院には

今年の夏に行きましたが

とても良かったので、

じゃあ、二番の

 ♪ 京都 栂尾 高山寺 に

行ってみようということになりました。

 

 

そんなことで

朝早くホテルを出て

高雄観光に向かいました。

 

 

世界遺産 高山寺

 

日本を代表する絵巻物で

甲・乙・丙・丁の四巻に分かれる

鳥獣人物戯画絵巻』。

この中で最も有名な甲巻の模本が

この高山寺の「石水院」にて

公開されています。 

 

 

 

 

 

 

暮れも押し詰まった寒い時期でもあり

私たち二人以外に観光客の姿は見えず

静謐な空気が流れる中

縁側に座って遠くの山々を眺めました。

 

まるで時が止まったような

ひとときでした。

 

高山寺のあとは

清滝川沿いの深谷渓谷を眺めつつ

西明寺から神護寺へと歩きました。

 

 

 

神護寺から5分ほど歩いたところに

修学旅行の一番人気だという

かわらけ投げ」の場所があります。

 

この厄除けの「かわらけ」を

 

この谷に向かって

思いっきり放り投げます。

↓↓

テレビ番組で

有名人たちが投げているところを

何度か見ました。

私も投げてみましたが

遠くには飛びませんでした。

 

それにしても…登ったり降りたり

階段が多くて参りました。

 

 

それから京都駅に戻り

地下のポルタにある

お蕎麦屋さんで昼食。

 

(にしんそば

私が食べました。

京都でお蕎麦といえば…

そりゃ、

「鰊そばでしょう」ってなことで。

 

 

丹波鶏の親子丼セット

夫が食べました。

山に登ったり歩いたりで

お腹がすいたそうです。

 

 

せっかく京都に来たからには…

なんて欲を出して

午後は近鉄に乗って奈良へ向かいました。

 

 

目指すは東大寺大仏殿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、二十歳に来て以来。

夫は、中学の修学旅行以来とかで

ふたりとも

記憶から遠ざかっていましたが

見上げてみれば…

こんなに大きかったかしらと思うほど…

大きい!!

 

 

それにしても…

静かだった京都の高雄とは

うって変わり

外国人観光客と鹿で大賑わいでした。

 

 

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