今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

祇園にしかわ 2017 師走

2017年12月25日 | 京都

京都タワー

 

 

鳥取・三朝のホテルをあとにして

京都に向かい

東京から来た夫と

京都駅で待ち合わせました。

 

京都駅は

大きなChristmas treeが飾られて華やか。

 

 

 

 

 

二寧坂界隈を散策して

日が暮れた頃

ミシュラン二つ星を

7年続けて獲得していらっしゃる

懐石料理の

祇園にしかわ」さんに。 

 

半年ぶりにお邪魔する

祇園にしかわ」さん。

 

先回は梅雨の暑い時期でしたが

今回は、暮れも押し詰まった

寒い時期の訪問になりました。

 

 

   

     

 

まずは、

京都のお酒「蒼空」をお願いして。 

 

 

冷酒はこの中から好きなグラスを選びますが

迷って…迷って…。

私はバカラのミニワイングラス。

夫はローハンのミニタンブラー。

 

 

 

いつものお決まり

柚子酒をいただいてから

スタート

 

 

 

丸吸い

(スッポンの小吸い物)

寒い中を散策してからお店に入ったので

これはとても有り難かったし、

美味しいものでした。

 

 

 

鰤の柿酢和え

脂ののった鰤(ブリ)の切り身と

サッパリしたみぞれの柿酢は

とても美味しい組み合わせでした。 

 

 

お椀代わり

雲子とかぶらのすり流し

中には、焼き雲子、

もっちりと求肥のような雲子豆腐、

蕪の含め煮などが入っており

柚子の香りが

美味しさを引き立てていました。 

 

 

お造り

煎り酒・土佐醤油

 

器の屋根を外してみれば

↓↓

 

(愛媛)

より南京・白菜の芯・ラディッシュ

鯛皮の湯引き・金柑

小さく切った白菜の芯を

鯛で巻いて食べました。

食感も良くてオドロキの美味しさ。

 

これくらいのことなら簡単に出来ます。

是非、我が家でも

真似してみたいと思いました。

 

 

おしのぎ

鯖寿司

生姜の甘酢漬け

鯖の棒寿司は

このお店の代表的なもので

脂ののった鯖が美味しい。 

 

 

あん肝の鍬焼き 

島根のあん肝はトロ~として美味しく

惜しみながら食べました。

 

 

 

鰆の西京焼き 焼き椎茸と笹鰈

鰆も笹鰈も、そして椎茸も美味。

 

この一品は器も特に素晴らしく

全部食べ終わると

立派な松の木があらわれます。 

 

 

海老芋とムカゴと銀杏の揚げ物

いや~、

海老芋が文句なく美味しくて…。

 

「海老芋が美味しいです」と、

カウンター越しに声をかけたら

海老芋は米汁で茹でたあと煮含め

それから唐揚げにするのだと

丁寧に教えてくださいました。

 

 

 

穴子とクエの酒蒸し

穴子は伝助穴子を焼いたものですが

明石浦で水揚げされた「伝助穴子」は 

「こんなに大きいんです」と、

調理人さんが手を大きく広げて

教えてくださいました。

ちなみに、

穴子は夏、伝助は冬が旬だとか。 

 

 

お食事

ご飯・赤出汁・香の物

ノドグロの煮付け

ノドグロの煮付けが

言葉にならない美味しさ。

なので…

夫はご飯をお代わりしました。

 

 

小豆と組み合わさった茶色いものは

栗に見えましたが銀杏でした。

甘すぎなくておいしい。

 

 

  

抹 茶

主人の西川正芳さん自らが

たててくださいました。

 

 

デザートは

紅まどんな(愛媛)のゼリー

熊本の苺(ひのしずく)

キウィシャーベット

 

お料理はどれも素晴らしく

器の演出も最高でした。 

 

 

帰り際に

預けてあったコートを着たら

背中にあたる内側の部分が

ぬくぬくと温めてありました。

 

おもてなしへのこだわりが感じられ

忘れられない京都の夜になりました。 

 

 

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京都・ヤオイソのフルーツサンド

2017年07月08日 | 京都

 

 

京都旅行最終日は

ホテルをチェックアウトして

八坂神社の近く、祇園町にある

何必館・京都現代美術館

に、向かいました。

 

北大路魯山人展

        ~和の美を問う~

何必館(kahitsukan)コレクションの中から

厳選された作品約100点が展示されています。

 

一時間ほどかけて

魯山人の作品を楽しんだあとは

四条大宮に向かって歩きました。

 

四条大宮では、どうしても

食べてみたいものがありました。

それは…、

テレビ番組で紹介されたフルーツサンド。

 

出演された俳優さんも

撮影現場の差し入れには

いつも使われているそうで

お店でも「美味しい!」と絶賛!

 

フルーツパーラー ヤオイソ

四条大宮店

 

 

ロイヤルフルーツサンド

ミックスジュース

パイナップルジュース

ミックスサンドは3種類ありましたが

せっかくなので

一番豪華なのをお願いしました。

 

マンゴー・メロン・イチゴが入った

贅沢なサンドイッチ。

たしかに…

とても美味しいです。

甘すぎず上品なおいしさ。

 

あー、これを誰かからもらったら

嬉しいだろうなぁー。

 

 

フルーツパーラーをあとにして

錦小路通りをまたまた歩きました。

 

たどり着いたのは

新京極通り

 

そこで

入ったお店は

スタンド

以前、

ふらりと入りすっかり気に入ったお店。

前回は夜でしたが、今回は昼間。

けれど…、入ってみれば

店内は、ほぼ満席で、

皆さんお酒を飲んで楽しそう。

 

私たちも

とりあえずはビールを頼み

こんなあてで。

鶏のから揚げ

 昨日の夜も食べたけど…。

どんだけ?って言われるほど

好きです。 

 

壁に貼ってあるメニューを見ていた夫が

「たしか…、もつ煮、あったよね?」

と、訊いてきました。

私も急いでメニューを見ましたが

どうも見当たらない。

と、そのとき、

隣でビールを飲んでいたオジサンが

「それは、スジ煮込みのことや」

と、教えてくれました。

オジサン、ナイスタイミング。

 

 

てなことで 

すじ肉とこんにゃく煮込み

 

歩き疲れてほてった体に

冷えたビールのおいしかったこと…。

京都旅行最後の食事は、

すじ肉の煮込みになりました。

 

 

錦市場

 

あとは、いつもの通り

錦市場でお買い物をして

新幹線で東京に向かいました。

 

短い旅行でしたが

今回も忘れられない思い出が

たくさん出来ました。

 

 

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京都・パブリックハウス

2017年07月07日 | 京都

Public House

(京都市下京区文覚町)

 

 

いつ頃からだったか…。

京都の町を車で走るたびに、

いつも

目にとまる建物がありました。

 

この度の旅行計画を立てていた際、

夫が「行ってみたい店がある」

と、言ったお店が

まさにその建物でした。

 

その建物、

Public house

1914年(大正3年)に

旧・村井銀行の七条支店として

建てられたものだとか…。

 

 

お店に入ろうとした

私たちの目の前を

アメリカからの団体客40人ほどが入店、

なので

私たちはカウンター席に案内されました。

 

 

 

 

  

席に着くなり 

喉を潤すべく、まずは…

夫は伊豆半島の地ビール、

私はジントニックで

カンパイ!!

 

ちなみに、このお店には

世界のビールが揃っています。 

 

あとは、

揚げ物のオンパレード

 

カマンベールチーズフライ

蜂蜜が小皿に添えて供されました。

塩気があるカマンベールと

甘い蜂蜜の組み合わせは

なんとも美味。

 

 

フィッシュ&チップス

これには、

Heinzのモルトビネガーが添えてあります。

なるほど…

脂っこい揚げ物が

少しだけサッパリした感じになります。

 

この食べ方は

海外ではポピュラーだそうですが

私には良い勉強になりました。

 

 

鶏のから揚げ

和食続きだったせいもあり

食べたかったから揚げ。

 

お店に行く前から

「私、から揚げを食べるわ」と、

食べる気満々。 

 

熱々でおいしい。

それにしても…凄い量でした。

 

 

和牛のローストビーフ

ポテトサラダと生野菜

但馬牛のローストビーフに

バルサミコがかけてあります。

 

お肉がやわらかくておいしいです。

カウンターにいらしたお店の男性が

「おいしいでしょう?」と、

声をかけてくださり

「ほんとうは、

倍のお値段を頂戴出来るお肉なんですよ」。

あら、ま、ラッキー♪

 

大正モダニズムと

本場アイリッシュパブの

レトロな雰囲気が融合し、

情緒ある魅力的なお店で 

またまた、

京都に行く楽しみが増えました。 

 

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比叡山と三千院

2017年07月06日 | 京都

 

 

比叡山と大原に行ってきました。

今回の京都旅行の中で

一番楽しみにしていたところです。

 

ゆっくり朝食を摂ったのち、

ホテルを出発。

途中、琵琶湖を遠くに望みながら

奥比叡ドライブウェイを

登っていきましたが

山々は目にしみるような緑でした。

 

天台宗総本山 比叡山延暦寺

京都府ではなく

滋賀県大津市にありますが

静謐な空気がただよい

なんとも言えない

厳かな気持ちになりました。 

 

 

ただ残念なことに

世界遺産・国宝でもある

根本中堂

平成28年から10年の予定で

大改修が行われており

外観を写真に収めることができませんでした。

 

 

中に入ることはできますが

写真撮影は禁止されており

比叡山延暦寺でのアップは

ここまでになります。

 

 

比叡山をあとにして

京都・大原の里に向かいました。

 

大原は「しば漬け」が名産で

赤紫蘇の畑が広がり

集落の中には、お店も多く見受けられます。

 

着いたのはちょうどお昼時でもあり

まずは腹拵え。

 

 

 

 

魚山園

京都市左京区大原来迎院町

 

 

 大原女弁当

 

 

 

 

 

 

 

いかにも京都らしいお弁当に

舌鼓を打ったあとは、

すぐそばにある

三千院に向かいました。

 

 

♪ 京都 大原 三千院

恋に疲れたおんながひとり ♪ 

デューク・エイセスの「女ひとり」で

一気に知られることとなった

三千院です。

 

あ、私はあいにくと

生活には疲れていますが

恋には疲れておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苔の緑も鮮やかな広大な庭園は

言葉では言い表せない魅力があります。

 

あー、

もう一度ゆっくり来てみたい…。

心底、そう思いました。

 

 

三千院のあとは

知人から勧められていた

同じ大原の里にある宝泉院へ。

 

 

 

 

 

湿気の多い中を歩き続け

いささか疲れた体には

一服のお茶と甘いものは何より。

 

 

この宝泉院の見所は

なんと言っても

柱と柱の空間を額に見たてて観賞する

額縁庭園が醍醐味。

 

 

 

客殿正面には、

樹齢七百年の五葉松

 

庭の名前は

盤桓園

(ばんかん、立ち去りがたい意)

 

たしかに…

いつまでも見飽きることはなく

立ち去りがたい思いを抱きながら

大原の里をあとにしました。

 

 

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祇園にしかわ 2017 梅雨時

2017年07月05日 | 京都

 

 

半年ぶりにお邪魔する

祇園にしかわ」さん。

先回は寒い時期でしたが

今回は

湿気が多い

暑い時期の訪問になりました。

 

予約時にお願いしていたとおり

案内していただいた席は

カウンター席。

 

座った席からは厨房が丸見えで

黄瀬戸の土鍋が置かれた

おくどさんがよく見えました。

 

 

じめじめと暑いので…

まずはビールからスタート。

と、同時に

京都の地酒「蒼空」もお願いしました。

 

 

ミシュラン二つ星

「祇園・にしかわ」の主人

西川正芳さんです。

 

 

お食事のスタートはこれから

柚子酒

おきまりの食前酒。

スッキリした美味しさです。

 

 

花そうめん

氷の器の中につゆを流し入れ

三輪素麺、フルーツトマト、

広島の蓴菜、茗荷、花穂紫蘇の順に置き

最後に青柚子で振り柚子に。

 

 

鱧と賀茂茄子のお椀

鱧と茄子以外は

ミニオクラ、白髪葱、木の芽。

八坂神社の湧き水「美人の水」を

使われているそうですが

かつおと昆布が出しゃばらず

とにかく…

うなりたくなる美味しさです。

 

 

おしのぎ

蓮蒸し

 

結んであるひもを解いて

蓮の葉を広げてみれば

↓↓

新蓮根と蓮の実とアワビが

餅米に混ざっています。

このアワビがやわらかくて

なんとも美味。

 

 

お造り

アコウダイ・剣先イカ・アジ

煎り酒とアコウダイの肝醤油で。

煎り酒もサッパリ美味ですが

肝醤油は、濃厚な旨みが

口いっぱいに広がります。

 

 

鮪のにぎり

主人の西川さんが自ら握って

各お客に手渡ししてくださいました。

ほんとうは、

そのまま食べるべきですが

私は写真に撮りたいので

いったんお皿の上に置きました。

 

とろけるおいしさ。

 

 

稚鮎のほうじ茶炙り

煙がもうもうと上がって

香ばしいにおいが漂います。

 

取り分ければ

↓↓

添えられた蓼酢を付けていただきますが

稚鮎のほろ苦い旨みがあとを引きます。

 

 

八寸

(春慶の京団扇の器で)

鯖ずし・新生姜ガリ

ローストビーフ

菊菜と菊花と椎茸の煮浸し

とうもろこしの天ぷら 

 

 

鯖ずしは、

このお店の代表的な一品ですが

京都亀岡牛のももしんを使った

ローストビーフは、

さすがの美味しさでした。

 

私は生ビール、冷酒と続き

白ワインで。

 

 

ノドグロの酒蒸し

京豆腐の上にノドグロをのせて

蒸したもの。

この日、いただいた中で

一番美味しいと思いました。

 

お店を出たあと、

夫に「何が一番だった?」と、

訊いたところ

やっぱり…

「ノドグロ」と答えました。

 

 

お食事

白ご飯・ナメコのお味噌汁

ちりめん山椒と漬け物各種

 

 味がわりで

時鮭ごはん

「おかわりはいかがですか?」と、

言っていただき、

本当は

もう一膳いただきたいところですが

ま、止めときましょう。

てなことでグッと我慢。

 

 

温かいわらび餅

あー、おいしい。

 

 

お抹茶は、

主人の西川さん自らが

点ててくださいました。

 

私はお抹茶もさることながら

器の金継ぎの見事さに

目がいきました。

 

 

レイニアチェリー

これは、夫と二人分。

 

 

マンゴーづくし

宮崎産マンゴーだそうですが

生とソースとシャーベット。

最後の最後、

口の中がサッパリしました。

 

 

お料理はどれも素晴らしく

器の演出も最高でした。

おもてなしへのこだわりが感じられ

贅沢な京都の夜になりました。

 

 

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