気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

南海高野線 下古沢駅(和歌山県)

2021年03月28日 | 南海電鉄
南海電鉄高野線の下古沢駅(しもこさわえき)です。(撮影:2010年7月15日)

南海高野線は大阪市浪速区の汐見橋駅(しおみばしえき)から、和歌山県の高野山にある極楽橋駅(ごくらくばしえき)迄の路線です。終点の極楽橋駅に近づくと40‰、50‰(パーミル:1000m進む間に40~50mの勾配がある)の急勾配が連続する山岳路線になっています。

高野線の正式な起点駅は汐見橋駅になってますが立体交差事業で途中駅の岸里玉出駅(きしのとたまでえき)で線路が分断されました。その為一般的には、高野山方面へ向かう全列車が大阪市内の難波駅(なんばえき)を発着しての運行系統を指して「高野線」と表現してる様です。

ちなみに極楽橋駅の標高は535mで当駅の標高177mから358mを駆け上ります。

この駅は50‰の途中の傾斜面に位置しています。当初は列車の行き違い可能な駅になってましたが、2002年(平成14年)にその機能が撤去されて大阪方面に向かうホームのみを使用する単式ホーム1面1線になりました。ネットで現在の状況を確認すると、撤去された列車の行き違い機能は、2018年3月に復活している様です。

傾斜面に設けられた木造駅駅舎へは数段の階段を上って入ります。




ホームへ入り大阪方面を見ました。右側は線路が撤去されていた当時の下りホームで、ホーム上には「花屏風」が設置されてましたが、現在は下り線ホームの復元の為に撤去されている様です。




極楽橋駅を発車した上りの橋本駅(はしもとえき)行きの列車が接近してきました。


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南海電鉄加太線の終着駅 加太駅(和歌山県)

2021年02月06日 | 南海電鉄
南海電鉄加太線は南海電鉄本線の紀ノ川駅(きのかわえき)から分岐して終着駅の加太駅(かだえき)迄を結んでいます。(撮影:2017年9月21日)

加太駅は2面2線のホームを持ち駅長が配置されている駅です。加太線は歴史が古くて1912年(明治45年)の開業で駅舎は開業以来のもので、外観は洋風の造りになっていて開業当初からは大きく変っていません。


駅ホームへ入りました。和歌山市駅(わかやましえき)を発車したピンク色の電車が入線してきました。


この路線は沿線の海産物をアピールして観光客誘致を目的として「加太さかな線」の愛称で呼ばれています。入線した列車は鯛をモチーフにした「めでたいでんしゃ」でした。




2番ホームへ移動しました。このホームは早朝と夜間の一部列車が使用するのみで、ほぼ全ての列車は1番ホームからの発着になります。


行き止まりです。


【ご参考】
三重県内にJR関西本線の駅で同じ字を書いて読み方が異なる加太駅(かぶとえき)があります。


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南海電鉄本線 特急「ラピート」 (大阪府)

2019年10月17日 | 南海電鉄
南海電鉄本線で起点の大阪市内の難波駅(なんばえき)から関西空港駅(かんさいくうこうえき)迄を結んで、空港までのアクセス特急として活躍している 特急「ラピート」です。

先頭車両の奇抜な顔から「鉄人28号」のニックネームが使われてます。

私も数年前に一度だけ難波駅から関西空港まで乗った事があります。この写真では少し分かりにくいですが、車両側面の窓は丸窓になっていて航空機に乗った様な感じでした。

走行中の列車正面から狙えるポイントを探していたら、住ノ江駅(すみのええき)と七道駅(しちどうえき)間を流れる大和川の堤防から狙えるカーブがありました。


浜寺公園駅(はまでらこうえんえき)横の踏切りから、上り列車を狙いました。
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埴輪電車が行く ・ 南海電鉄本線 (大阪府)

2019年10月01日 | 南海電鉄
大阪市と堺市の境界となる大和川に架かる南海電鉄本線の大和橋梁で通過する列車の写真を撮っている時、橋梁を通過する轟音が聞こえたので振り返ると、この電車が橋梁を通過してました。

近畿地方で唯一 世界遺産登録が無かった大阪府下で、今年の7月に『百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群』の世界遺産登録が決定しました。登録された古墳群の沿線を走っている南海電鉄は、それを記念して埴輪の姿をラッピングして電車を走らせてました。この様なラッピングの車両が走っているのは知らなかったのですが、何とか車両途中の状況を撮る事が出来ました。





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南海電鉄と近鉄の共同駅 ・ 河内長野駅(大阪府)

2018年02月24日 | 南海電鉄
大阪府の南西部、河内長野市にある河内長野駅(かわちながのえき)は、南海電鉄高野線と近畿日本鉄道長野線の共同駅になっています。
南海高野線は始発の難波駅(なんばえき)を発車した急行の一部や普通列車の殆どが、この駅でお折り返し運転となっていて、特急列車を含めた全列車が停車する主要駅になっています。

近鉄長野線は始発駅がある近鉄南大阪線の古市駅(ふるいちえき)から延びており、この駅が終着駅になっています。長野線の路線距離は12.5Kmで、所要時間は約20分程で結んでいます。

この駅には線路を挟んで東西両方に出口があり、この写真は東出入口です。


右側の車輌は近鉄線で発車時間待ちです。左側ホームには南海線の高野山方面へ向かう下り電車が入線してきました。


今度は高野山方面へ向かう特急「りんかん」が入線しました。




高野山方面から特急車輌で「試運転」の表示を掲げた列車がやって来ました。
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