初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

観客 下

2009年04月12日 18時14分24秒 | Weblog
 ラジオに「夫婦善哉」、「おやじ万歳」などスタジオに常設の観客席を設けて公開番組がありました。

お客様を入れて、拍手や笑い声も一緒に録音します。

 ラジオの公開番組は好調でやがて600人のキャパシティーのホールで行うことになりました。

 テレビもお笑いの公開放送が始まりました。そして、このホールを使うようになりました。

 番組の収録時間を12時過ぎに設定しました。

 ホール近所の会社のサラリーマン、OLが、昼食後のひと時、このホールにやってきます。

 この番組の放送は、午後6時からでしたが、この番組のギャクがサラリーマン、OLに受けるというのは全国的に平均して受けることになりました。

 モデル映画館ならぬこの番組のモデル観客となりました。

 毎日放送の「ヤングOH OH」は若い高校生をターゲットにした、このホールでの公開番組でした。

 収録時間を午後6時頃にしていました。丁度、高校の授業が終わってホールに来るのに都合の言い時間にしていました。高校生に受けるようなギャクであふれています。

 大阪市内の中之島のこのホールに遠く寝屋川市の高校生も来ていたそうです。これも番組にとってモデル観客でしょう。

 公開番組は例え録画でも、番組をいろいろな都合で止めることは良くありません。せっかく、観客が盛り上がって番組が進行しているときに、録画ストップをかけると、観客は冷めてしまいます。連続して撮り進めなくてはなりません。

 演劇の出演者は観客のリアクションで演技を続けてゆきます。同じように、テレビやラジオの公開番組も観客のリアクションを気にします。

 映画は制作のときの観客はおりません。監督の計画通りに現場を進めていくしかありません。映画は大変です。