初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

選挙速報 上

2009年04月16日 17時54分01秒 | Weblog
いよいよ選挙が近付いてきますと、報道局主催で選挙速報についての会議が開かれます。

総務局はじめ少しでも番組に関係する部署が挨拶代わりに集まります。スタジオのセットの建て込み、機材の搬入、リハーサルのスケジュール、電話回線のテスト、都道府県の選挙管理事務所や話題の候補者の選挙事務所の扱いなど、大体のスケジュールが決まります。

選挙の投票が終わると、テレビ、ラジオは一斉に選挙速報の放送が始まります。一局くらい平常の放送番組を流せばと思いますが、その放送局の姿勢が疑われるからでしょうか

各社一斉の放送です。お蔭でレンタルビデオ店が流行ります…。

 最初のころ、番組の目玉の開票結果を表すボードは、無光沢の黒色の塗料を塗った金属製の大きな板に小さな窓が並んで開いています。これを数枚用意します。候補者名を入れる枠、その候補の投票数を入れる枠があります。そのボード専用にカメラを数台用意します。それへ経理局の人が数字のカード(候補者の得票数)を入れていきます。

候補者の開票結果の計算に、経理局の人は日頃いろいろ計算に馴染んで計算に強いからと頼んでいました。

経理局の人は、皆と珍しいスタジオで一緒に働けて面白いと言っています。 

選挙速報は、徹夜でだらだらと続いていきますから、別のスタジオに飲み物と夜食の用意がしてあります。ちょっとした休憩もできます。  

 広いリハーサル・ルームには、仮眠用にレンタル蒲団店からの蒲団がずらりと敷いてあります。

     明日に続きます…