初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

結婚式の写真アルバム

2009年04月21日 18時14分14秒 | Weblog
写真を趣味にしていると、結婚式の写真を頼まれることがありました。写友(写真の仲間)と結婚式の写真の話をしますと、カラーネガの撮りっぱなしをそのまま渡すという人…、一応サービス判に焼き付けて渡す…、様々です。

 私は、引き受けたならば結婚式のお祝いとして、アルバムに仕上げて渡すことにしていました。十数冊作りました。私の撮影で心掛けていることを記します…。

 結婚式には、神前結婚、基督教の教会、仏前、人前と一応神前を除いて撮影しました。神前は素人には撮影できないので経験がありません。

教会の場合は、事前に神父さん、牧師さんに挨拶をして、決められた場所で撮ることにしています。式中はストロボを使いません。一脚を付けてスローシャッターで撮ります。花嫁のベール越しの顔がぼんやりと写ります。はっきり写らなくても、式の雰囲気を壊さない方がよいのではないでしょうか。

 式が終わって、新郎新婦が参列者の拍手に送られて出口に歩いてくるところは、ストロボとワイドレンズで広い絵を撮ります。また、教会から出てくる2人のライスシャワーもストロボの日中シンクロのワイドで撮ります。これはぜひ物です。

花嫁がロングドレスならば彼女には後ろ姿は見えませんから後姿も必ず一枚はどこかで撮ります。

披露宴では、受付係の数人の記念写真も必要です。△△様○〇様ご両家披露宴の立札、花瓶、小物など後で役に立つことがあります。

披露宴で宴の始まる前に、入口で迎える金屏風の前の2人と両家の親が並んでいるところは、正面から少し低い位置のカメラで広い絵で撮ります。披露宴の全体の広い絵も必要です。新郎新婦の入室で、入口で挨拶するところを少し低いアングルで、花嫁のドレスが切れないように少しルーズに撮ります。

ウェディングケーキの入刀は、2人の足元が切れてもケーキの一番上の人形まで入れます。花嫁の大写しは、望遠レンズで撮ります。

両家の母親が和装ならば、裾模様が切れないようにカメラを引いて全身のサイズで写す。

なるべく、カメラを引いて全体を写します。2人の友人、招待客はデジカメや携帯電話のカメラで2人の大写しを狙っていますから、私はカメラを引いてロングで撮ります。
 
仕上がりのプリントはサービス判から六つ切りまでいろいろです。アルバムには六つ切りが大きさの限度です。プリントは、ワイド六つ切りで仕上げて、長手方向どちらかを、切った方が良いです。最初から六つ切りに指定して、足元を切ってプリントされて困ったことがありました。アルバムの中での六つ切りプリントは十数枚です。

私は35ミリ銀塩フィルム、36枚撮り5本というペースです。

デジカメで撮った写真は、液晶ファインダーで見て終わりという風潮なのでしょうか。「寿のアルバム」が店にないときや希望しているアルバムが製造していないことがあります…。