わが「写真研究会」が、今で,
60年経過しているということは,
1950年に出来たことになります.
私の入学が1951年ですから、クラブの伝統も
これからというとき「写真研究会」の入部になります.
スーパーヘテロダインといって,
受信した電波を局発回路で463㌔サイクル(後に455㌔サイクルになります)の
中間周波数に変換、増幅して検波するという方式です。
分離と感度が良いラジオの方式でした.
… … …
しかし世の中は,NHKの第1放送,第2放送の
2波とWVTQ の計3波でしたから、
分離も何も必要がありませんでした。
1951年にいよいよ民間放送が始まりました.
コマーシャルが番組の前後について、珍しく新鮮に感じました.
… … …
地方の商店街が、ラジオで大売り出しのコマーシャルを流したら,
大勢のお客が商店街に押し掛けたとの噂が流れたり,
コマーシャルだけの収入でラジオ局の経営が大丈夫なのかと
心配されていた民間放送が幸先のよいスタートになりました。
毎時の時報にスポンサーがついて,
「精工舎が××時をお知らせします…ポン」
「シチズンが▼▼時をお知らせします…ポン」
とアナウンスが入るのが珍しかったです
… … …
現在,毎日放送(MBS)の時報にコマーシャルがついています.
… … …
.
やっとラジオのダイヤルが賑やかになりました.
次々と,地方の新しいラジオ局が開局していきました.
自作のラジオで遠い地方の放送局の電波を受けて,
受信報告を送ると,開局したラジオ局のコールサインの入った絵はがき大の
QSLカード(受信確認証~ベリカード)を送ってきます。
上のカードでラジオの周波数が1010㌔サイクルになっていますが、
改正でいまは1008㌔ヘルツになっています。