初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

リークポイントワン

2010年04月26日 20時21分50秒 | Weblog


Y君の家は,京都の西大路丸太町(にしおおじ・まるたまち)か、

大将軍(たいしょうぐん)辺りにあります.

何故か,Y君一家はお寺に住んでいました.

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当時,LPレコードが輸入されると,

この素晴らしいLPレコードの音質を損なうことなく、

スピーカーに導くために,色んな回路,製品が出回りました.

ハイファイという言葉が流行りました.

Hi Fi、と書きます。High Fidelity(ハイフィデリティ)

高忠実度再生という意味です。

音質の良いアンプは,ハイファイアンプと言われていました。




お寺には、なんと、イギリスの有名なハイファイアンプ

「リークポイント・ワン」が置いてありました.

それにレコードプレーヤーはイギリスの

「ガラード・オートチェンジャー」があります。

このふたつだけで、私はびっくりしてしまいました.

スピーカーシステムはなんだったか覚えていません.

             … … …

SPレコードのときは、手でレコードの溝に

ピックアップを下ろしました.

LPレコードは手で操作してはならない.

「オートチェンジャー」で演奏させなくては,

LPレコードに良くないと言われていました。

ガラードのオートチェンジャーはそういう意味で理想的です。





レコードから流れてくる微弱な電流を増幅する

プリアンプは独立したシャーシーに

組まれてケースに入っています.

プリアンプを通った音声電流は,

メインアンプに導かれます.

メインアンプの出力菅は4極ビーム菅、KTー66(けいてぃろくろく)が

使われていました.

メインアンプも,独立したシャーシーで

ケースに入っています。.

再生装置のプリアンプとメインアンプに

安定した電流を流すため

定電圧放電管を使った,余裕の電源部です。

これも独立したシャーシーに組まれていました.

              … … …

当時,有名はハイファイ再生装置は,

プリアンプ,メインアンプ,電源部の

3つに装置が分かれていました.

その後,回路が改良されて,3つの装置を1つにまとめた

アンプが主流になります.

オーディオアンプはプリアンプ,メインアンプ、電源部,が

1つになりました。

「スリー・イン・ワン」アンプといわれるようになりました。





レコードはこれも英国のH・M・V(えっちえむぶい)の

レコードで,

フルトベングラー指揮のシンフォニー、

ダヴィッド・オイストラフの

ヴァイオリンを聴かせてくれました.

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Y君の家の商売は何だったのでしょう。

ドイツ製のカメラもふんだんにあるし

先端のLP再生装置もある。

そしてお寺に住んでいる

このコントラストが不思議でした。