初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

スーパー・セミ・イコンタ

2010年04月24日 18時35分03秒 | Weblog


高校時代の「写真クラブ」に、

京都寺町の写真機店の息子、

N君がいました。

店に陳列しているカメラを

いろいろ見せてくれました.

ブロニー判の,マミヤシックス,セミ・ミノルタ、パール,

二眼レフのミノルタ・コード。

35㍉フィルムのミノルタA、マミヤ35,ミノルタ・メモ,

ペトリ(栗林光学)など,

もちろんフィルムを装填して試写はできません.

シャッターの音を聞くだけです。

写真を撮るのも好きですが,

カメラをいろいろ手にとって

眺めるのが好きです。

N君のおかげで珍しいカメラを

知ることができました.





大学の「写真研究会」に入ると,

新しい友人が多くできました.

そのなかにY君という不思議な友人がいました。

珍しい西ドイツ製のカメラをいろいろ持ってくるのです。

中でも,私がびっくりしたのは,

ツァイスの通称「スーパー・セミ」の

スーバーセミ・イコンタでした。

ブロニー・セミ判カメラ、

いまの645判(ろくよんご)です。

ドイツの敗戦でツァイス社が,

東西に分割されていました。

西ドイツ側のツァイスが「ツァイス・オブトン社」です。




スーパー・セミの,レンズは「オブトン・テッサー」75㍉です。

3群4枚の名玉テッサーですから憧れのレンズです.

連動距離計はドレイ・カイル式、がついています。

シャッターは,コンバー(デッケル)です

              … … …

Y君が家へ遊びに来いといいました…。