テレビ映画で印象に残っているものを…
『ローハイド』…何千頭の牛が大平原を移動する
フル・ショットのタイトルバックに
フランキー・レーンの「ローレン・ローレン・ローレン」の唄が
流れます.
牛を連れて長旅をするカウボーイの物語.
格好のいいカウボーイ姿のクリント・イーストウッドが
ここから売り出します.
マカロニウェスタンのガンマンで主役、
現代刑事物でダーティ・ハリー役。いまは、大監督です。
西部劇テレビ映画として『ララミー牧場』がありました。
主演のロバート・フラー、日本語声優は久松保夫でした。
ロバート・フラーが日本に来たときには、
久松保夫も挨拶の舞台に一緒に上がって
大変でした.
… … …
ミステリー『サンセット・77』…
ハリウッドのサンセット77に事務所を構える二人の私立探偵
ベイリー、エフレム・ジンパリストJR(彼の父親は名バイオリニスト)
吹き替え黒沢良、とスペンサー、吹き替え園井啓介の物語。
「セブニセブン・サンセットストリップ・・・・」の テ-マ音楽で始まる
「サンセット・77」を毎週わくわくして見ました.
助手格の駐車場番のク-キ-(エド・バ-ンズ)。
がいつも櫛を手にして髪を梳かしていました。
大病院を舞台にした医師ドラマがありました。
『ベン・ケーシー』です。脳外科医ベン・ケ-シ-と
同僚医師・患者達との間にくりひろげられる
人生縮図を描いたドラマ。
タイトルバックはベン・ケーシーが
救急患者をストレッチャーに乗せて,
病院の廊下を速いスピードで押していきます。
それをカメラはローアングルでドリーバックしながら
ベン・ケーシーをとらえます。
ベン・ケーシーのバックの天井のライトが画面の前から後へ
サーッ、サーッと
流れて何とも格好のよい画面でした.
ベン・ケーシーはビンセント・エドワーズで声優は滝田祐介です。
毎週このテレビ映画を見ながらアメリカにはなんと
脳腫瘍の患者が多いんだなあと思いながら
見ていました.