初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

隠密剣士

2010年08月28日 23時50分40秒 | Weblog


『月光仮面』が大ヒットを飛ばしました,

この『月光仮面』のスタッフは次に時代劇を

企画します.

『月光仮面』で主演の大瀬康一と、船床定男監督で

『隠密剣士』です。

新機軸として忍者との戦いを押し出した第2部から人気が上昇。

子供のみならず大人にも人気を博しました。




あらすじは、第11代将軍家斉の腹違いの兄である松平信千代が、

秋草新太郎と名乗って公儀隠密として日本各地を旅する。

第1部は蝦夷篇で第2部から忍者との戦いを繰り広げます。

時代劇なのに潜水艦が出るなどの奇抜なアイディアが見どころ。

最盛期には40%近い視聴率を取ったとあります。

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あまりのヒットなので,テレビ映画から逆に 東映で劇場用映画として

2本映画化されました。

本編映画も、テレビと同じ大瀬康一主演、船床定男監督でした。




『ザ・サムライ』というタイトルで海外でもヒット。

「オーストラリアや東南アジアで絶大な人気を集めました。

東南アジアではどこの国でも放映していましたよ」とのこと

                     … … …

『月光仮面』、『隠密剣士』も放映当時(48年ほど前)確かに,

見ているのですが,

すっかり忘れています。

インターネットから引用しました.

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その後『七色仮面』『水戸黄門』『暴れん坊将軍』『ガードマン』

などが作られます.









月光仮面

2010年08月28日 00時01分43秒 | Weblog


日本でもテレビ映画か作られるようになります

『月光仮面』は広告代理店の宣弘社が自社制作した低予算番組でした。

これが大ヒット番組となり、これに続く子供向けヒーロー番組を生みます.

監督は新人の船床定男、主演はこれも新人の大瀬庚一です。

キャメラは,フィルモ16ミリが使われていたようです.

スタジオのセット撮影はなく、オールロケで、

自宅の居間や、ガレージが使われていたそうです.






ストーリーは毎回、大瀬庚一が扮する白装束に

サングラスをかけた『月光仮面』が,オートバイで、

事件現場に駆けつける話でした。

毎回,高い視聴率で好調な番組でした.

その勢いでわがテレビ局に怪盗が忍び込んで

それを『月光仮面』が追いつめるという

ストーリーで『月光仮面』撮影隊が、

わがテレビ局にやってきました。

局内のスタッフがスタジオに集められます

,あり合わせのセットを並べて

,適当に照明を当て,そのなかを

『月光仮面』が怪盗を追いつめ乱闘の場面でした。

テレビ局のスタッフも面白がって,撮影に協力しました.




『月光仮面』スタッフはテレビスタジオでの

乱闘シーンを考えたのでしょう

また、テレビ局のスタジオや副調整室を

使用する交渉をしたのでしょう。

テレビ局のスタジオ使用料、

テレビ局側のスタッフの人件費などはゼロのはずです.

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小さな三脚にフィルモ16ミリカメラを乗せて,

映画本編のスタッフよりはるかに少ない人数で

現場をこなしていました.

スタジオのセット撮影のないオールロケですから、

音声の同時録音はできません.

すべて音声は,アフレコで処理されます.

                   … … …

初めてのテレビ映画制作に

監督の船床定男氏は新人、

主演の大瀬庚一も新人です,

その他、撮影スタッフも若い新人でした。




超低予算のテレビ映画の現場は,

情熱と熱気にあふれた雰囲気でした.