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■【季節 一口情報】 雑節 16 社日(しゃにち) 雑節 土地の守護神を祀る

2024-03-15 08:03:00 | 【話材】 季節

■【季節 一口情報】 雑節 16 社日(しゃにち) 雑節 土地の守護神を祀る   

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

■16 社日(しゃにち) 雑節 土地の守護神を祀る   (年により異なる)



 雑節の一つで、産土神(生まれた土地の守護神)を祀る日で、春と秋にあります。古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味します。

 春のものを「春社(しゅんしゃ、はるしゃ)」、秋のものを「秋社(しゅうしゃ、あきしゃ)」といいます。

 春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日が社日となります。ただし慣習により年により異なります。

 この日は産土神に参拝し、春には五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋にはその年の収獲に感謝します。春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があり、これを「治聾酒(じろうしゅ)」といいます。

 島根県安来市社日町などが地名として残っています。

    年       春社        秋社
 2020年    3月16日    9月22日
 2021年    3月21日    9月27日
 2022年    3月16日    9月22日
 2023年    3月21日    9月26日
 2024年    3月15日    9月21日
 2025年    3月20日    9月26日

 

■ 二十四節気とは

 

 二十四節気は、中国の戦国時代にの頃、季節を春夏秋冬の四季に等区分し、季節を表す暦のようなものとして考案されました。

 二十四節気は、一年を四等分し、さらにそれぞれを三等分し、一年を12の「節気」としました。されにそれを12の「中気」に分類し、各々に、季節を表す名前がつけられました。

 二十四節気は、機械的に等分したので、季節の現状に近い、太陰暦とも季節感がずれてしまっています。生活上は、不便ですので、暦と季節のずれを補正した太陰太陽暦を用いることになりました。

 そこで、日本では、二十四節気のほかに、土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの「雑節」と呼ばれる、日本独自の季節の区分を採用しています。 

 旧暦には、これらが記載されていますが、月例であります「1朔日間(およそ29.5日)」が太陽暦とズレるために、二十四節気の日付は、毎年異なってしまうのです。その誤差は、許容範囲といえるのか、四立や八節に加えて、各気各候に応じた自然の特徴がついかされていて、これを「七十二候」としています。二十四節気をさらに約5日ずつに分けた区分です。これらは、農事暦として今日でも使われています。

 

 

■ 雑節(ざっせつ)

 二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りを、一層感じ安くすらために考えられた暦日のことです。一般的には、9の雑節があげられますが、さらに追加されてもいます。

  節分
  彼岸
  社日
  八十八夜
  入梅
  半夏生
  土用
  二百十日
  二百二十日

 これに、初午・三元を元にした上元(前半年の最初の望月、小正月)、中元(3番目の四半年の最初の望月、盂蘭盆)、下元(4番目の四半年の最初の望月)、大祓を加える場合もあります。

 

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