■■ パソコンと計画停電対策 5回シリーズ改訂増補 ■■
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■■5 ハードディスクトラブル
外付けのハードディスクに多いのですが、起動しない場合にはリセットボタンを押すだけで起動することがあります。エマージェンシー状態になってしまった場合には、ファームウェアをアップデートすることで対応できることもあります。メーカーのサイトからドライバーをダウンロードして対応します。自信のない人は、メーカーに修理依頼をするのが安全策かもしれませんね。
アプリケーションは、再インストールすれば利用できることが多いですが、データが破損した場合には始めから作り直しになります。そのような悲劇に遭う前に、自動バックアップ設定をしたり、こまめなバックアップをしたりする習慣をつけましょう。また、パソコン内のデータを別のメディア(ハードディスクやDVD等)に保存することは不可欠と思った方が良いでしょう。私の場合には、事務所、自宅、実家の3カ所にバックアップしたDVDを保管するようにしています。この用途のためにはDVD-RWなど書き換えできるメディアを使うと便利です。
OSのバックアップ機能を利用する方法もあります。OSやそのバージョンなどによりエラーチェックの操作や表示、用語は異なりますが、Windows7のばあいで説明しておきましょう。
1.デスクトップPCの[(マイ)コンピュータ]を開きます。
2.起動ドライブ(通常はCドライブ)で右クリックをします。
3.[ローカルディスクのプロパティ]が開きます。
4.[ツール]タブを開きます。
5.[エラーチェック]の項で[エラーチェックをする]ボタンをクリックします。
6.チェックボックスが2つ出てきますので、その両方にチェックマークを入れて[開始]ボタンをクリックします。
大切なデータを復旧させたい場合には、ディスクそのものが壊れてしまっている場合には素人では無理です。近所のパソコン教室で、ハードウェアに詳しい人がいて、その人にお聞きしたら数万円の費用で復旧してくれるそうです。しかし、クラッシュしてしまって、その人の手に負えない場合には、データ復旧を専門にしている業者に依頼する以外に方法はないと言うことです。その場合には、一桁から場合によると二桁違う費用を取られるそうです。
転ばぬ先の杖
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5回シリーズにおつきあいくださり有り難うございました。多数の方のご声援で、改訂増補版を弊社ウェブサイトに掲載しましたのが、そちらもご覧いただけると幸いです。
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