kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

和歌山市のP泊

2010-01-11 | 旅行記
道の駅「紀ノ川万葉の里」は静かで、良く眠れた。
今日は3連休の最終日。
6時半に車外に出ると、隣に和泉ナンバーのコルドバンクスが泊まっていた。
ご挨拶したいと思ったのだが、ボクらが出発する8時になっても寝ていたようだから、たぶん若い人だろう。

和歌山市はカミさんの故郷。
いつも訪れる町なのに、なぜか手ごろなP泊場所が見つかっていない。
今後のためにと、和歌浦付近と加太の手前あたりを探し回ってみた。
市内は裏通りが狭いので、キャブコンで走り回るのは本当に疲れる。
前に進めなくなったり、住宅の軒先をスレスレにかわしたり、樹木の枝にクルマの屋根を何度もこすった。

それでも、とりあえず1ヶ所だけを確保することが出来た。
和歌浦の遊覧船乗り場手前にある有料駐車場。
駐車料金は一日400円。
しかし午後5時に入ったら、料金所は既に無人。
管理事務所にP泊を頼みに行ったら「明日の朝、料金所が開いていたら、払ってください」という返事。耳に快いお言葉だ。
その後の車出入りを見ていると、実態として、夜間は無料開放になっている。
遊覧船乗り場の前には新築トイレがあるし、近くの大浦街道沿いに日帰り温泉もある(スーパーオークワの裏手、入浴料金420円)。

今日のメインイベントは、カミさんの両親のお墓参り。
そして親戚の新婚さんをお祝い訪問。
午後はカミさんの兄弟と、久し振りのお付き合い。
当たり前だが、ボクらも故郷の肉親も、年々歳をとる。
これからも、クルマ旅での里帰りを続けたいと思った。

カミさんの実家に近い、風土記の丘
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熊野本宮大社

2010-01-10 | 旅行記
湯の峰温泉の朝は氷点下まで下がった。
気温が下がると温泉街は湯気に包まれ、なかなか情緒がある。
湯気の湧き上がる川沿いの坂道を、カミさんとブラブラ歩き、朝湯をつかいに行った。
湯の峰は、とても良い温泉だった。

朝食後は、熊野本宮大社へ。
今年は初詣をしていなかったので、長い石段を登って参詣。
今年も元気に遊べますように・・・

ボクはバードウォッチャーなので、境内にあるというヤタガラスの像を探し回って、撮影した。

ヤタガラスは、古事記や日本書紀に出てくる伝説上の鳥で、足が3本もある。
神武天皇が熊野で道に迷った時に、このヤタガラスが道案内をしてくれたため、首尾よく戦に勝てたのだと伝えられており、熊野神社に祀られている。

ヤタガラスはサッカーの日本代表チームのシンボルマークにもなっている。
なるほど足が3本もあれば、サッカーには有利だろうな。


狭くて曲がりくねった国道168号(十津川街道)を、五條方面に向けて走った。
日本で一番長いという、谷瀬の吊り橋に立ち寄った。


温泉のある道の駅「吉野路大塔」に到着。
今日はあまり走らずに、ここでノンビリするつもりだったが、駅の周りには雪が残っている。
明朝は道路が凍結しそうだし、今夜はまた雪になるかもしれない。

安全第一だ。
P泊をやめて一気に山を下り、紀ノ川沿いの国道24号へ。
五條市を抜けて、明るいうちに、かつらぎ町の道の駅「紀ノ川万葉の里」に到着した。
この駅は国道沿いだが、建物の裏側にクルマをとめれば、割合静かに眠れる。
近くの日帰り温泉「蔵の湯」で、今日2回目の入浴をした。
「5つの源泉」をうたっていて、入浴料は800円もしたが、湯の峰温泉の後だけに、つまらない入浴だった。


★余談だが、ヤタガラスの民話を紹介★

昔は犬も3本足だった。
ヤタガラスは、空を飛べない犬が3本足では不自由であろうと、自分の1本を犬にあげた。
これで犬は4本足になり、カラスは2本足になった。
こんな事情があるので、犬は神の使いであるヤタガラスから頂戴した、もったいない足を汚すまいと、片足を上げてオシッコするようになったのである。
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川湯温泉・湯の峰温泉

2010-01-09 | 旅行記
早朝は広い新庄公園でバードウォッチングをし、その後の午前中はブラブラ歩きをして過ごした。
昼食は公園に隣接する情報センターのレストランへ。
陽だまりのデッキにバイキング料理を持ち出して食べた。

センター内には図書館や売店、パソコンコーナーがあり、無線LANも使える。
新庄公園と組み合わせて使えば、文句無しに素晴らしいP泊場所である。


昼食が済めば、キャブコングループは解散。
駐車場でお別れ。
四国へ渡る人、もう暫く南紀を回る人、自宅へ向かう人・・・。
一番多い別れの挨拶は「また北海道で会いましょう」だ。
夫婦だけの旅は気楽だが、たまには、こうやって同じ趣味の仲間が集まるのも賑やかで楽しい。

ボクらは川湯温泉へ向かった。
ブルトーザーで川を堰き止めて作った、巨大な仙人風呂に到着。

川底から高温の湯がしみ出している。
湯はかなり熱い。

さまざまな入浴風景を眺めながら、足湯をつかった。
三連休の初日なので家族連れが多い。
冬の露天風呂なのに、素っ裸の赤ちゃんを抱いたまま湯に入れようとするパパママが何人も居る。
赤ちゃんは熱がって泣くものだから、なかなか入れられない。
下半身だけでも入れないと、風邪をひかせてしまう。
だから、どの赤ちゃんも下半身だけがユデダコ色。

足湯を終えて駐車場に戻ると、お別れしたばかりのOさんのコルドバンクスが入ってきた。
「またお会いしましたね~♪」
お別れしても、またすぐに会うのがクルマ旅だ。
ボクらは今夜のP泊場所である、湯の峰温泉に向かった。

写真の共同浴場に入った。
ボクは石鹸の使えない100%源泉「クスリ湯」、カミさんは洗い場のある一般湯に入った。
硫黄臭のある白濁した湯で、泉質は大満足。

浴場前には、90度の源泉で調理出来る場所があり、宿泊客たちがネットに入れた卵やサツマイモなどを、茹でていた。

卵なら10数分、サツマイモは50分ほどで出来上がるという。
ボクらはサツマイモを湯に浸け置きしておいて、夕食にした。

食後に茹で上がったイモを回収、二人で食べ歩きしながらクルマに戻った。
ホカホカのイモをほおばると、湯の峰温泉の匂いがした。
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クエの逆襲?

2010-01-08 | 旅行記
早朝に突然、パトカーや警備会社の車4台が現れた。
ボクらが泊まった「水門まつり」の、セコムが作動したための緊急出動だという。

駐車場に7台ものキャブコンが泊まっているのに、泥棒が侵入するはずはないだろうと、ガラス越しに館内を覗くと、生簀の巨大クエが暴れているのが見えた。
生簀に被せたフタがクエに弾かれて、バタバタしている。
どうやらこの動きを、感知器がひろってしまったようだ。
Mさんによれば「昨夜メスのクエを食べたために、残されたオスが暴れたのだ」。
クエの逆襲説。
写真は館外からガラス越しに撮ったクエ。丸い腹と胸ビレが見えている。



カミさんは昨日の日中を寝て過ごしたのに、そのまま昨夜も熟睡。
良く寝られるものだ。
その効果か、今朝は食欲が出た。
食堂から持ち帰った、食べ残しのクエ鍋をオジヤにして食べ、元気も復活。

朝食後は、白浜に向けて出発した。
三段壁を見物後、とれとれ市場へ。
地元のKさんが合流し、さらに、品川コルドさんが偶然居合わせたので、9台ものキャブコンが集まってしまった。
まるでキャブコン市場だ。
写真の一番奥に小さく、とれとれ市場の入り口看板が見える。


8台8組の熟年夫婦は、それぞれお好みの温泉に浸かったあとで、新庄総合公園駐車場に車中泊。
公園は広くてきれいだった。

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串本2日目

2010-01-07 | 旅行記
写真は昨夜の新年会会場の「水門(みなと)まつり」
店の了解を得て、ここの駐車場にお仲間全員が車中泊。
24時間照明のトイレ、水があり、静かに眠れる。
お店の好意で夜間充電もさせてもらった。

カミさんは病み上がりなのを忘れて飲みすぎたため、体調が悪化してダウン。
今日一日は寝たきりになりそうだ。

潮岬キャンプ場の駐車場に移動し、風の来ない陽だまりにイスを出して、午前中をノンビリ過ごした。
ここは無料キャンプ場で、トイレ、給水、洗い場、ゴミ捨てもある。
長逗留のバスコンや釣り客が駐車していた。


夕方、再び水門まつりに戻った。
いよいよ今回のメインイベント、期待のクエ料理だ。
写真はお店の生簀で泳ぐ、巨大なクエ。


残念ながらこいつを食べたわけではない。
クエは㎏あたり1万円もするが、こいつの重さは36㎏もある。
とてもクエたものではない。
さばいてもらったのは、もっと小さな別のクエだが、食べきれないほどの量があった。
写真の手前は刺身で、上は鍋料理。


哀れなカミさんは夕方になっても回復せず、「クエ食べたいな、食べたいな・・・」とうわごとを言いながら、無念の車中待機。
カミさんの今日の食事は、湯豆腐と牛乳だけだった。
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串本へ

2010-01-06 | 旅行記
国道沿いの道の駅「紀伊長島マンボウ」は、夜明け前にはトラックが通る音で何度か眼をさましたものの、ほぼ熟睡出来た。

朝食後、7台のキャンピングカーは串本に向け、バラバラに出発。
ボクらは途中の道の駅をチェックしながら熊野灘を南下。

熊野市では鬼ヶ城を散策。
写真は崖っぷちのボク。


御浜町では座礁したマルエーフェリー「ありあけ」を見た。
沖縄旅行の時に乗った船なので、他人事という気がしない。
双眼鏡で見物するカミさん。


昼に串本に到着。
お仲間が再び集まって昼食。
昼食を終えてクルマに帰ると、窓に品川コルドさんの名刺が挟んであり、裏に「偶然に見つけました」との嬉しいメッセージがあった。

食後にはキャンピングカーを連ねて、ループ橋を登り大島へ。


灯台前の駐車場


海金剛の絶景


観光後はレストランで、熟年夫婦7組の新年会。
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牡蠣づくし

2010-01-05 | 旅行記
亀山ハイウェイオアシスの朝。
昨夜の公園駐車場の車中泊は、我々の1台だけだった。
静かで良く眠れたが、人によっては寂し過ぎると嫌がるかもしれない。

跨道橋を渡って下り線SAに移動して洗面所を使う。
今朝は冷え込んだので、お湯の出る洗面台があるのが嬉しかった。
朝食の準備を始めると、車外からノックの音。
見ると鳥羽で落ち合う約束のお仲間たちが到着していた。

昼食は鳥羽の共栄物産で、カキの食べ放題。


波トタン板で焼き牡蠣


大鍋で煮牡蠣
持ち込みご飯に煮牡蠣を載せて牡蠣丼


ホタテに良く似た、ヒノデ貝焼き


休業日なのに頼んで開店させたからか、牡蠣とヒノデ貝と、こじ開ける道具と火箸以外には、何も無い。
ご飯も調味料もキャンピングカーからの持ち込みだ。
牡蠣ばかりが、これでもか、これでもか。
焚き火を囲むような豪快さが、結構面白く、盛り上った。
ただカミさんは牡蠣アレルギーなので、ヒノデ貝をオカズにハンバーグの昼食となった。

昼食後は、キャブコン6台を連ねて、道の駅「紀伊長島マンボウ」に向けて出発。
キャブコン6台の車列は、修学旅行の観光バスのように壮観だが、威圧感があり過ぎて反感を買いそうだ。
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牡蠣づくし

2010-01-05 | 旅行記
亀山ハイウェイオアシスの朝。
昨夜の公園駐車場の車中泊は、我々の1台だけだった。
静かで良く眠れたが、人によっては寂し過ぎると嫌がるかもしれない。

跨道橋を渡って下り線SAに移動して洗面所を使う。
今朝は冷え込んだので、お湯の出る洗面台があるのが嬉しかった。
朝食の準備を始めると、車外からノックの音。
見ると鳥羽で落ち合う約束のお仲間たちが到着していた。

昼食は鳥羽の共栄物産で、カキの食べ放題。
(共栄写真)
波トタン板で焼き牡蠣
(写真)
大鍋で煮牡蠣
(大なべ写真)
持ち込みご飯に煮牡蠣を載せて牡蠣丼
(ご飯)
ホタテに良く似た、ヒノデ貝焼き
(ヒノデ貝)

休業日なのに頼んで開店させたからか、牡蠣とヒノデ貝と、こじ開ける道具と火箸以外には、何も無い。
ご飯も調味料もキャンピングカーからの持ち込みだ。
牡蠣ばかりが、これでもか、これでもか。
焚き火を囲むような豪快さが、結構面白く、盛り上った。
ただカミさんは牡蠣アレルギーなので、ヒノデ貝をオカズにハンバーグの昼食となった。

昼食後は、キャブコン6台を連ねて、道の駅「紀伊長島マンボウ」に向けて出発。
キャブコン6台の車列は、修学旅行の観光バスのように壮観だが、威圧感があり過ぎて反感を買いそうだ。
写真は前を行く3台。
(写真)
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出発

2010-01-04 | 旅行記
10時半に自宅を出発。
東京都心を迂回して、外環道から大泉、そして環八。
渋滞に会うこともなく、東名高速に乗ることが出来た。
いつもそうだが、東京を通り過ぎるのは一仕事だ。
東名に乗れば、やれやれ一安心。
やっと旅行気分に浸れた。

カミさんと交代で運転しながら西へ。
海老名付近を走行中に、ミニパソコンでFOMAのデータ通信をテストしてみた。
ネット検索もメールもちゃんと繋がる。
どうせ今月は定額料金の上限まで使うのだからと、ネット検索でアレコレ暇つぶしをした。

道中、期待の富士山は雲の中。


対向車線はUターンラッシュでかなり渋滞している。
それを横目にみて笑っているうちに、こちらの車線も混み始め、愛知県に入ると、10キロを超える渋滞に巻き込まれた。

休み休み走ったせいもあるが、目的の刈谷ハイウェイオアシスに到着したのは、午後6時過ぎ。
駐車場は車でいっぱいだし、静かなはずの池の端の小型車駐車スペースには、運悪くアイドリングする大型車が侵入していたので、ここのP泊は取りやめにした。
オアシス内にある日帰り温泉も混んでいた。

風呂上がりにクルマを走らせ、70キロ先の亀山ハイウエイオアシスまで移動。
オアシス内にある、夜間閉鎖される公園の、公園専用駐車場に到着した。
駐車している先客はたったの1台だけ。
夜間はクルマの出入りが絶えるし、高速道本線から遠いので、とても静かだ。

地デジのテレビ放送を見ながら晩餐。
ほろ良いの上機嫌で、第一夜の床に就いた。

下の写真は、環八走行中に撮ったもの。
何だか分かりますか?

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出発準備

2010-01-03 | その他
一緒に正月を過ごした子と孫たちを見送ると、また二人きりの静かな生活に戻った。
宴のあとの静けさはホッと安らぐが、寂しくもある。

さあて、クルマ旅の準備にかかるとするか。

ボクはキャンピングカーの積載物点検と積み込み作業。
必要な生活用品はほとんど載せてあるのだが、季節モノだけは毎回見直さねばならない。
春夏秋冬、四季があるから仕事が増える。

カミさんは残った食材で、せっせとオカズの作りだめ。
食材のまま持参しても良いのだが、狭い車中の料理はひどく能率が悪いからだ。
自宅キッチンなら、湯水は使い放題だし、ゴミも出せる。

カミさんが「ゼラニュームをどうしようか?」
お気に入りの、線香花火みたいな花が咲く鉢植えだ。
サンルームに置いたままだと枯死するだろうし、屋外だと凍え死ぬ。
生き物だから、ひとに預けたくない。

結局、屋内の冷暗所で半休眠してもらうことにした。
いつ帰るか分からないけど、死なないで待ってろよ。
タロウとジロウだって生き延びたんだから。
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