(大台ケ原、少しだけ秋の気配も。 ↑ )
平地の公園ではあちこちに蝉が転がり始め、桜の葉も少しだけ色づき始めました。
とはいえ、猛暑は続き、鳥たちもさっぱりですので、
少々耐えかねて、昨日は鳥と涼を求めて大台ケ原までお出かけでありました。
上まで上がってみれば、さすがに涼しくありましたが、
コースをひと巡りもすると、やはり日向よりは木陰の休憩であります。
平地の猛暑はいくらかここまでも及んでいるらしく、鳥さん達も
どこへ行ってしまったのか、囀りもあまり聞こえませんでしたね。
山道をすれちがったお年寄り夫婦が、
「いや~鳥はどこへ行ったんでしょうね。もう渡ってしまったんでしょうか!?」
と、苦笑いしながら通り過ぎていきました。
ご夫婦それぞれで、りっぱな望遠レンズのカメラを三脚ごと肩に担いでおりました。
かろうじて見かけたのが、カケスさん。 ↓
それでも、なかなか、顔をこちらへ向けてくれないまま去っていかれました。
メボソムシクイらしいのが、さかんに囀りを聞かせてくれていたのですが、
暗い繁みの中で、なかなかシャッターチャンスをくれませんでした。 ↓
虫の音のような「チョリチョリチョリ、」という囀りで、間に「ギッ、ギッ、」
という鳴き声を出しますので、メボソムシクイだと思います。(たぶん)
秋には平地の公園でも渡りの途中で寄ってくれるはずですから楽しみです。
あとは、ヒガラ、コガラを数羽見かけた程度でありました。
こちらはヒガラさんの若鳥。↓ あごのおひげがまだ十分でありませんね。
まあこんな調子で、鳥さんも、もうひとつですので、
樹林の苔むした切り株の写真でもと、しょうがなく撮ってみました。 ↓
ところで、頂上近くの木道ベンチで持参のコンビニ弁当を開いてみれば、
何とお箸が入ってなくて、びっくり!?
食べるに食べれず、(おにぎりだと良かったのですが。)
しょうがないので、ハイキング終了後、駐車場の売店で
「吉野杉のお箸、20本入り」を購入。ようやく遅めの昼食でした。
そんなわけで、「吉野杉のお箸、19本入り」
これがこの日のなべ嫁さんへのお土産でありましたよ。