散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

稲佐山にてホオジロでした

2015-08-19 17:03:02 | 旅行

 

 

お盆ですから長崎へ帰省しておりました。


93歳の母親はショートステイを更新しながらの施設暮らしでありましたが、
その施設の更新もうまくいかない状況になってきたときに
同じ施設の特養老人ホームに無事入所できたのがこの6月でありました。
まったくケアマネージャーの方のご尽力で感謝この上ないことであります。


ですので、今回はその施設の最初の訪問ね。


施設のスタッフの方を私だと誤認したり、神戸からやってきた次女を
「わたしのいもうと・・・」と紹介したりなど、時折とんちんかんでありますが、
安心できるスタッフに囲まれて、穏やかな雰囲気でやっているようです。


「ここは長崎でいちばん高いところにあるとよ。」

部屋の窓からは長崎の市街地が見下ろせます。
自分がいる場所が大体はわかっているようであります。

 

さて、せっかくの長崎ですから、合間を見つけて、
鳥さんでも見られないかと稲佐山に上がってみました。
たかだか300㍍ほどの山ですから平地と同じほどの暑さであります。
暑いばかりで鳥の鳴き声も聞こえませんですな。


しょうがありませんので、展望レストランで昼食。
長崎の港を見下ろしながら、ちゃんぽんね。 ↓

 

 

 

そうして、暑い中をしばらく散策するも鳥さんに出会えず、
あきらめて帰りのバスを待っていると、聞きなれない鳴き声が!

 

 

ホオジロです。木の高いところで囀っておりました。

 

 

 

 

 

 

ということで、お山の鳥見もやれやれでありました。

 


ところで我が家のお墓はこんな崖の上。 ↓

 


お盆となれば、灯りのついた提灯でにぎわっていた墓地ですが、
最近はお参りの家族も少なく閑散としております。時代の移り行きですな。

 

15日の夜は精霊流し。家の中にいても遠く爆竹の音が聞こえてきます。

家のそばの道路を精霊船が通っていきました。

爆竹を鳴らしながら、坂道を勢いつけて上ってきます。 ↓

 

 


爆竹の音を耳から消してしまえば、
やはりあの歌の通りの哀惜の情がそこはかとなく漂っております。

 

長崎の郊外の15日の夜でありました。

 


 

コメント (3)
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