宿の翌日18日は、久住山の頂上登山は止めにして、
登山口のタデ原湿原の散策で、鳥見に特化することにしました。
前日の出発の遅れで、少々計算が狂ってしまったんですね。
広い湿原です。鳥さんの鳴き声が聞こえるのですが、
草むらの中で姿は見えません。森の方からの鳴き声も聞こえてきますが、
こちらは遠すぎて確認できませんです。
コオニユリです。↓
このヒゴタイが沢山咲いています。希少植物のようです。↓
湿原に突き出ている枯れ枝に止まってくれた鳥さん!
ホオアカです。(初見の鳥さんです。)
遠目だとホオジロと見間違ってしまいそうです。
そしてこちらはホオアカのつがいのようです。↓
森の中へも入っていきます。↓
カケスやらその他の鳥さんも見かけるのですが、
さすがに森の中は暗くてうまくとらえ切れませんね。
森を突き抜けたところで「カナカナカナッ」と聞き覚えのある鳴き声がします。
モズです。沢山いました。何だかモズの家族連れといった感じでした。
いずれも若鳥の感じです。↓
頂上登山を諦めた分、たっぷり散策時間が取れましたので、
休憩の後、再度の湿原散策でした。
観光客がちょっと増えてきました。
こちらはホオアカでなくて、ホオジロの方ですね。↓
そして、湿原の草むらの中ではあちこちからセッカの鳴き声がしています。
「ヒッヒッヒッ」と鳴きながら、じっと待っていると草むらの中から
飛び出して、空高く舞い上がり、囀ります。
舞い降りたところへ、静かに近寄っていくと、逃げないで待っていてくれましたよ。
こちらは草むらからようやく顔を出してくれたセッカね。↓
セッカはなかなか可愛い小鳥さんです。
湿原ではもっと見たかったのに見られなかった鳥さんもいるわけですが、
まあ、結構遊ばせていただいた方かとほどほどの満足ね。
ぐずぐずしてバスの時間を逃すと帰れなくなりますので、
このほどほどの満足で長者原を後にすることに致しましたよ。
まあ、バスの時間に遅れて、やむなく、どこぞの宿に泊まるという予定外も
あって良いことなのでありますが、
そこはともあれ、バスでお山を下り、無事に高速バスに乗り継ぎ、博多到着。
新幹線で何とか日にちをまたがないで帰阪することが出来ました。
いろいろ計算違いのあった帰省旅でありましたが、これで無事終了ね。