31日の極楽寺山。もうすっかり夏か、というようなお天気です。
鳥友Yさんはいつもながら定点観察。
鳥さんがやってきそうなアカマツ林の中で、三脚を据えてじっと待ちます。
なかなか辛抱強いのであります。(ちょっとは見習わないとね。)
「なべさん、さっきまでよう鳥が来よって。また、飛んでくるよ。」
と、カメラのモニターを見せてくれます。
どうやら、コサメビタキやらキビタキのメスやらのようです。
ですので、わたしもご相伴にあずかろうと一緒に待たせて頂きました。
するとしばらくして飛んできたこの小鳥さん。↓
コサメビタキのようで違うようでもあり、ムムムッ!?であります。
ヒタキ3兄弟は、いつもながら識別が難しいです。
光の加減で色々違ったように見えます。悩ましい。
でもって、サメビタキではないかと思いますが、さてどうでしょう。
(下尾筒に黒い斑点があります。ちょっと分かりづらいけど。) ↓
他にやってくる鳥さんはどうかとしばらく待ってみるのですが、
ここが辛抱の足りないわたくし。Yさんにお別れして周辺散策でありました。
でもってうろうろした挙句の帰り際、広葉樹の緑が覆いかぶさった暗い山道。
繁みの中で、キビタキくんです。
あちらの枝こちらの枝と飛び跳ねています。
暗いので、写真は今一つ。画像が荒くなります。
オスのキビタキが小さく「カタカタ、」と地鳴きをします。
すると、ちょっと離れたところで「ヒッ、ヒッ、ヒッ、」という鳴き声。
何だか言葉をやり取りしてるかの様子。きっとメスに違いありません。
目を凝らして探すと、いました。↓
どうやらつがいのキビタキさん、追いかけあうように飛び回っております。
もしかすると、付近のどこかに巣でも作っているかもしれないですね。
こちらは近くを飛んでいたヒガラさんね。幼鳥のようです。↓
駐車場に戻ると、Yさんの車がまだ停まっておりました。
辛抱強いですね。さらに良い成果がありましたでしょうか、
と思いをはせて「お先に失礼、またよろしく。」でありましたよ。