15日(月)の行程。
7:10 上高地バスターミナル
7:55 明神池
8:50 徳沢園
10:06 横尾山荘
11:30 本谷橋
12:50 Sガレ
13:50 涸沢ヒュッテ
早朝の上高地は意外と人も少なく
何だかいち早く晩秋の雰囲気でした。
(すごく寒いです!)
数日前は涸沢の紅葉のピークで
このあたりも人混みで大変だったはずですが。
栄華の後の侘しさがかえってよろしいですな。
本谷橋あたりは標高1700ぐらい。
このあたりから紅葉の只中を
北穂高を眺望しつつ上がっていきます。
2000メートル辺りが今、
紅葉のピークというところでしょうか。
北穂高岳を眺望。 ↓
屏風岩付近。 ↓
本谷橋から急坂。紅葉のトンネルです。 ↓
カールのガレ場までもう一息。絶景です。 ↓
涸沢カールは標高2300メートルのところ。
ここには二軒の山小屋があります。
カールの縁の崖にへばりついた涸沢小屋と
カールの中央に構えた涸沢ヒュッテです。
涸沢ヒュッテ到着です。 ↓
いつもであれば
涸沢小屋に泊まって、テラスから
カールを見下ろしているのですが、
今回は初めてヒュッテのほうに
泊まってみることにしました。
たぶん違ったアングルの
気分があるのだと思います。
少し客層が違うようにも感じられます。
小屋のほうは山慣れした人の登山客。
ヒュッテのお客はもう少し
雑多でポピュラーな感じでしょうか。
カールの紅葉も終わりに差し掛かったころ。
ナナカマドの葉はまっかな時期を過ぎて
枯れ葉状態ですが、それでも
全体としてはまだまだ見ごたえがあります。
さすがの涸沢カールであります。
ナナカマドはこんな感じ。 ↓
ガレ場のテントもまばらです。 ↓
ところで、ヒュッテでは、
トイレに入るごとに100円かかります。
これがどうも難点なのであります。
ドアを開けると、
「トイレは有料です。箱に100円お入れください。」
というエンドレステープの声が流れるのが、
どうもいただけませんです。
山でのトイレ処理が環境上大変
ということの啓蒙もあるのでしょうが、
宿泊料金に上乗せしてもらったほうが
すっきりすると思うのですが。
何だかおしっこするのもためらってしまいますな。
(我慢できるものでもないですし。)
↓ ヘリが運んでいるのはどうやらトイレ処理物のようですが。
数日前のピーク時であれば、
布団一枚に3人という泊り客であったはず。
さすがにピークのしんがりの平日ですので、
布団一枚に一人と余裕がありました。
隣の65,6歳の二人連れのお客さんが
楽しそうに酒盛りを始めました。
「高校の同級生で、久しぶりに会ったんだぁ。」
と申し訳なさそうに
断りを入れながらも、うるさく楽しく
騒ぐのですが、方言丸出しで、
ほとんど聞き取れません。
「あいや~そんだらコツ、
おっかね。おっかね。ガハハハハ・・・。」
新潟、村上の人だそうで、
「大阪は良いね。何でもあって。」
と言いつつ、最後には村上の歌を
歌い始めてしまいました。
窓の外は錦秋模様ですよ。 ↓
ヒュッテの夕食はコロッケね。 ↓
そうして、夕食の後、気がついてみると
おじさんたちは、なべさんの布団の下半分にかかって
しっかり、酔いつぶれてぐっすりと
寝込んでしまっているのでした。
お蔭様で、ゆっくり眠れはずのところが
窮屈な姿勢の一夜でありましたね。
(次回のお泊りは、やっぱり涸沢小屋のほうね。)
北穂高の写真、いいですね。
上高地には、昔から、島々から徳本峠越えで、
上高地に入ってみたいという思いをずっと
もっています。徳本峠の小屋は、新しくなったと
いうしね。
今日は、大阪府山岳連盟の主催の生駒山
チャレンジ登山に、メダカのおとうさん共々参加。
京阪の私市から高安山まで、33キロの行程です。
チェックポイントに、それぞれ制限時間があって、
時間内に通過できたのは、初心者コースのみ。
久々の登山靴にすっかり足が悲鳴をあげ、
22キロ地点で、脱落です。
それにしても、歳をとったもんだ。登りで、抜かれる
なんて、今までなかったのに。
二人して、足か痛い!痛い!と、家で、のたうちまわって
います。
秋の気配はあるとはいえ、近辺の山が紅葉してくるのは後少しというところでしょう。もう少ししたら、私めも金剛山でも登ってみます。(時間制限抜きですが。)