(北岳からの縦走途上に富士山遠望。1988年。↑)
このところの暇に任せて、パソコンのHDの中の写真を漁っております。
5年前の引っ越しの折、写真と大量のスライドを処分してしまいました。
ですのであまり古い写真は残っていません。フイルム時代のカメラでした。
ですが、劣化したフイルムをスキャンしたものがいくらか残っていて、
あれこれと往時の登山の様子を振り返ったりしています。(懐古趣味か?)
1988年の夏、北岳、間ノ岳、農鳥岳の縦走。ぎりぎり30代でありましたね。
北岳肩の小屋からの甲斐駒岳眺望。↓
北岳から縦走していきます。↓
ハイマツの間からライチョウの親子。↓
農鳥小屋の朝。↓
農鳥岳を越えて、そこから広河内、大門沢、奈良田へと下っていきます。
この下りが何ともだらだらと長いものだったことが思い出されます。
1988年には白山にも登っているようです。
記憶が絡まってややこしい。年代は記憶違いもあるかもしれません。
1989年には白馬の大雪渓を上がって栂池へ下山コース。初の単独行。
同年、富山側から入って黒部五郎岳へ。これも単独行でした。
黒部五郎のカール。ここはちょっとした別天地です。↓
写真を漁っていると、ライチョウは別として、
思いがけず他の鳥さんの写真も見つかったりしました。
1996年夏の白馬からの下山途上。まだ野鳥に目が向いていなかった頃です。
警戒心なく近くにいた野鳥にカメラを向けたもののようです。
今だとわかります。イワヒバリのようですよ。
数少ない写真を見直していると、写真と写真のつながりがぼやけて、
随分と記憶が薄れていることに気が付きます。むしろ記憶は飛んでいる!?
フィルムのスキャンも引っ越し前のあわただしさでちょっと乱暴粗雑。
それでも眺めていると、「もう登山の体力も足腰もないな~」
と、はなはだ残念に思いながら、
あれこれといくつもの山の姿が懐かしく浮かんでくるのであります。
しんどいですけど、お山はやっぱりよろしいね。