台風が過ぎてやれやれというところで次の台風が襲来。
その合い間を縫って大山登山決行です。
台風が過ぎれば今度は寒気が降りてきそうでしたから貴重なタイミングであります。
10/27 3:15; 広島自宅発
6:50; 夏山登山口横駐車場着。
松江道を通って島根側から大山夏山登山口へ。
この自動車道路は有料区間と無料区間がつぎはぎ状態でややこしいです。
7:10; バナナで朝食をすませていよいよ登りです。
およそ標高差1000m弱というのは久々の登山らしい登山。
(さて足腰はどうでしょう?)
8:36; 行者コース分岐。
9:05; 6合目避難小屋。
延々と登り一辺倒です。きついです。でも幼児を連れた親子連れやら、
お年寄りやらが元気にどんどん登っていきます。追い越されていきます。
10:20; 9合目着。
かなりヘタってしまいましたが、ようやくのことで木道のところに到着。
もうひと息なのですが、このひと息がしんどいです。
10:40; 弥山山頂到着。
コースタイムを少し越えたでしょうか。
どちらかといえば、高山のなだらかな尾根道が好みなのですが、
それに反するひたすら登りのこの大山ではあります。
ですが、この頂きにははるかな展望にほっとする憩いのひと時があります。
少し登ったところで、小鳥の鳴き声。ヒガラさんのようです。↓
ブナの紅葉がきれいです。↓
たくさん群れて飛んでいる鳥さん。アトリです。↓
紅葉の中をひたすら登ります。高木は少なくなってきます。↓
大山北壁の砂走り。↓
はるか下界の弓ヶ浜の海岸と中海を背にして木道をあがっていきます。↓
山頂が見えてきました。↓
最高峰の剣が峰。山崩れが激しいので縦走は禁止ですね。↓
台風の合い間の絶好の秋晴れでした。
どうやら登っている人の多くが
この微妙なタイミングを狙っているようでしたよ。
最高!!
1000メートルを登るなんて、私には想像すらできない。
確かに、山頂からの眺めは、写真で見ても素晴らしいから、本物は言葉に代えがたいものなんだろうな。
それでも私には「遺跡のない山登り」は無理だよね。
この前の中国唐18皇帝陵の「登山」はたった40~50メートルなんだけれど、その、遺跡からの眺めは、遙か彼方に渭水が望め、その手前には黄土高原の広大な平坦地、そしてその中を真っ直ぐに伸びる神道、この1300年の歴史の刻まれた風景に魅力を感じる私でありました。
(笑)
我が家の谷川岳散歩は、結局、ガスっていて頂上を見ることができず残念でした。「来年、もう一度行こうね。今度は、頂上まで。水上温泉に泊まって、ね」と言ってはいますが、どうなるでしよう。
登山から戻ってしばらくは足腰ががたがたしておりましたが、それもようやく癒えたところ。ですが、日常に戻ると足腰も重くて、お年寄りのよろよろ歩きです。登山だ!と気合いが入れば違うものだね、とちょっと思ったところです。